
Xiaomiは、グローバル向けスマートフォンのHyperOS 3安定版アップデートを段階的に展開しており、ついに2022年および2023年発売の最後の対象機種への対応を進めています。現在、Xiaomi 12T Pro、Poco F5、Poco F5 Proの3機種でAndroid 16ベースのファームウェアのテストが始まったことが確認されています。
テストが開始された対象機種
報道によると、Xiaomiは内部でXiaomi 12T Pro、Poco F5、Poco F5 Pro向けのHyperOS 3安定版をテスト中です。発売時期を振り返ると、Xiaomi 12T Proは2022年10月に登場したのに対し、Poco F5とF5 Proは2023年5月発売です。
内部テスト用ビルドは機種や地域によって異なります。例えば、Xiaomi 12T Proは「OS3.0.0.1.VLFMIXM」、Poco F5 Proは地域ごとに異なり、トルコ版は「OS3.0.0.1.VMNTRXM」、ロシア版は「OS3.0.0.1.VMNRUXM」となっています。
中国版とグローバル版の関係
興味深いことに、Xiaomi 12T Proは中国向けの「Redmi K50 Ultra」として、Poco F5 Proは「Redmi K60」、Poco F5は「Redmi Note 12 Turbo」としてそれぞれ発売されています。中国版はグローバル版よりも早く、Android 16ベースの安定版アップデートを受け取ると予想されています。
これまでにアップデート済みの機種
Xiaomiはこれまで、以下のグローバル端末にHyperOS 3安定版を提供しています。
- Xiaomi 15シリーズ
- Xiaomi 15Tシリーズ
- Poco F7 Ultra
- Xiaomi Pad 7シリーズ
- Redmi Note 14 Pro+ 5G
- Redmi Note 14 Pro 5G
- Poco X7 Pro
- Poco X7
- Poco M7 4G
- Redmi 15 4G
今回のテスト開始により、2022年〜2023年発売の残り端末も順次アップデート対象となる見込みです。ユーザーは今後数週間〜数か月で、安定版の提供を期待できそうです。

