
iPhone 17 Pro Maxの背面ガラスの“ズレ”が話題になっている中、実は無印Proでも類似した症状が複数報告されていることが明らかになっています。とくに背面の角がわずかに浮いたり、逆に沈み込んだりする「個体差」が見られ、ユーザーの間で不安と不満が広がっています。
投稿・報告を見ても、実用上の防水性能などに影響はない可能性が高いとされていますが、価格帯が20万円近いプレミアム機種であることを考えると、購入者が神経質になるのも当然と言えるでしょう。
Pro Maxで報告された“左上のズレ”と似て非なる症状?

先日話題になったのは、AT&Tで購入したiPhone 17 Pro Maxの背面左上が微妙にズレているという報告でした。交換を勧める声が多数ある一方、交換すると下取りが無効になる可能性や55ドルの手数料が発生するなど、気軽に交換できないという問題まで指摘されています。
こちらはPro — 背面ガラスの「浮き」「沈み」が目立つという報告も
価格.comのクチコミでは、iPhone 17 Proでも背面パネルの浮きが報告されています。投稿された内容では、背面の色が違う長方形のパネル部分が指に引っかかるほど浮いている個体もあるとされ、展示品でも浮きや沈みが混在しているとのことです。
下記画像は、背面パネルがわずかに浮いている様子を撮影したもので、縁の段差が微妙に目立っているのが分かります。

(※画像より、パネルの縁部分に薄い段差が見られ、指で触ると境目の感触が分かりそうな状態)
ユーザーの投稿では以下の声が目立っています:
- 「強く押してもハマらない」
- 「端末5台買って選別したが、きれいな個体はほぼない」
- 「リセールが下がりそうなので本来なら初期不良として対応してほしい」
- 「パッキン構造のようなので防水には影響ないと思う」
特に“5台購入してベストな個体を選んだ”という投稿は、多くの読者に衝撃を与えています。
個体差を受け入れる?それとも交換するべきか?
多くのユーザーは「交換しても同じ症状の個体が来る可能性が高い」と考え、泣く泣くケース装着で隠して使う傾向にあるようです。一部ユーザーは「神経質な人ほど気になる不具合」、「裸で使うのは諦めた」とまでコメントしています。
一方、防水などに影響がない可能性があるという見解もあり、「気にしなければ問題ないレベル」という意見も少なくありません。
来年のiPhoneで改善される可能性も
iPhone 18では、背面に半透明デザインを採用する可能性があると噂されています。素材や構造が変わることで、今回のような浮き・ズレといった問題が改善される可能性もあります。
ただ、高額な製品でカメラやチップ性能を誇る一方、細部の作りに不安が出てしまうのは残念なところ。今後、製造精度の向上や検査体制の強化が期待されます。

