
Xiaomiが展開予定の「Redmi Note 15 Pro Plus」について、グローバル版の情報が早くも流出しました。Geekbenchに登録されたデータから、性能面の傾向やメモリ構成の違いが見え始めています。
■ Geekbenchにグローバル版が登場、RAMはまさかの“8GBスタート”
今回確認されたGeekbenchスコアは、Redmi Note 15 Pro Plusのグローバル版とみられる端末のもの。
最も注目を集めているのは、最低構成のRAMが8GBになっていた点です。
中国版では12GB RAMが標準となる見込みですが、グローバル版はひとつ下の構成からスタートする可能性が高く、やや意外な“仕様ダウン”となりそうです。
■ 性能向上はわずか、Snapdragon 7s Gen 4を搭載へ

搭載チップは、事前情報どおりSnapdragon 7s Gen 4でほぼ確定とみられます。
ただしベンチマーク結果を見る限り、前世代(Redmi Note 14 Pro Plus)からの性能向上は控えめで、
- シングルコア:1,239(+6%)
- マルチコア:3,347(+3%)
と、ベンチマーク上の伸びはごく小幅です。
性能面では“順当進化”というより、ほぼ横ばいと捉えてもよいレベルでしょう。
■ グローバル版はさらに仕様変更? カメラ・バッテリーは中国版と差別化か
リークによれば、グローバル版は中国版が備える50MP望遠カメラを搭載しない可能性があり、バッテリー容量も7,000mAh → 6,500mAhへ縮小される見通しです。
カメラ構成は前世代とほぼ同じになるとの情報もあり、ハードウェア面では中国モデルとの差が大きくなる可能性があります。
なお、インド版がどちらの仕様に近づくのかは現時点では不明で、各市場ごとに差異が生じる可能性も残されています。
■ 発売時期は地域ごとにズレる? インドは2026年1月が最速か
著名リーカーの情報では、Redmi Note 15シリーズは2025年9月にインドで発表される予定とのこと。ただし実際の販売開始は2026年1月9日になるとされており、市場投入まで時間が空くようです。
一方、欧州・アフリカ・中東を含むその他地域での発売時期については、まだ具体的な情報は出ていません。
■ Redmi Noteブランドの“分岐”が今後の焦点に
今回のリークが事実であれば、Redmi Note 15 Pro Plusのグローバル版は中国版よりも控えめな構成で登場する可能性が高くなります。性能差は小さくても、RAMやカメラ、バッテリーの仕様違いは購入判断へ大きく影響する部分です。
発売が近づくにつれ、地域別の仕様がどう差別化されるのかが、今後の大きな注目ポイントになりそうです。


