ドコモ、Xperia 1 VIIのAndroid 16を原因とする充電不具合を修正するアップデートを提供開始

NTTドコモは、同社版「Xperia 1 VII(SO-51F)」向けにソフトウェアアップデートの配信を開始しました。今回の更新は品質改善を目的としたもので、Android 16へアップデートした後、一部の充電器で充電ができなくなる不具合を修正することが主眼となっています。
この問題は当サイトでも以前取り上げており、多くのユーザーから不満の声が寄せられていました。

問題の“Android 16後の充電不能”を解消

ドコモによれば、今回のアップデートは 2025年10月30日から提供されているAndroid 16へのOSバージョンアップを適用した端末が対象です。OS更新後、特定の充電器でまったく給電されないケースが発生しており、ユーザー体験に大きな影響を与えていました。

この不具合は、USB-PD対応の急速充電器や特定メーカー製アダプタで発生する例が多く、一部ユーザーからは「全く充電が進まない」「再起動しても改善しない」といった報告が上がっていました。今回の更新で、この問題が解消されると案内されています。

アップデートは本日11月18日より開始

配信は 2025年11月18日 から開始されており、提供期間は修理受付終了まで継続されます。更新は端末単体(5G/Xi/Wi-Fi)で実施可能で、所要時間は約4分と比較的短めです。環境によっては前後する場合があります。

更新が提供されるソフトウェアの最新ビルド番号は 「71.1.A.2.75A」
Android 16アップデート後の既存ビルド「71.1.A.2.75」のままになっている場合は、今回の修正版に更新する必要があります。

深夜の自動更新または手動更新が可能

アップデート方法は2種類用意されています。

  • 自動更新:深夜2時〜6時の間に自動で書き換え
  • 手動更新:「設定」→「システム」→「システムアップデート」からすぐに更新可能

通知画面の「今すぐ再起動」をタップするだけでアップデートが走るため、すぐに修正したい場合はこちらが便利です。

Xperia 1 VIIユーザーは早めの適用を

今回の修正は、ユーザーにとって影響が大きい“電源周り”の不具合に対応するものです。特に、Android 16適用後の充電トラブルに悩まされていた場合は、早めのアップデートを強くおすすめします。

今後もドコモとソニーは品質改善の更新を継続するとみられますが、今回のアップデートはXperia 1 VIIユーザーにとって大きな一歩となりそうです。

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