Oppo Reno 15のグローバル版は中国版とはまったく別仕様に──Snapdragon 7 Gen 4を採用

Oppoが次期ミドルレンジフラッグシップ「Reno 15」シリーズを準備している中、グローバルモデルに関する最新リークが話題となっています。中国版の登場を目前に控えるなかで、海外市場向けモデルはハードウェア構成からコンセプトまで、大きく異なる方向性を採用する可能性が高いようです。


グローバル版は6.59インチOLED&Snapdragon 7 Gen 4を搭載

リーク元のSmartPrixによると、グローバル版Reno 15は6.59インチの大型OLEDディスプレイを採用し、解像度は1.5K、リフレッシュレートは120Hzに対応するとのことです。
処理性能面では、Qualcommの新型チップ「Snapdragon 7 Gen 4」を搭載し、6,500mAhの大容量バッテリーと80W急速充電をサポート。日常使いからゲームまで幅広い用途に対応するスペックとなっています。

カメラ構成は、5,000万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、そして3.5倍光学ズーム対応の5,000万画素ペリスコープ望遠レンズを搭載したトリプルカメラ仕様。さらに、Wi-Fi 7やNFC、画面内指紋認証、そしてAndroid 16の採用も報じられています。
グローバル版Reno 15シリーズの正式発表は、2026年2月頃になる見込みです。


中国版はDimensity 8450&2億画素カメラで差別化

一方、中国国内向けのReno 15は、11月17日の正式発表を予定。こちらは6.32インチのやや小型なOLEDディスプレイを採用し、解像度・リフレッシュレートはグローバル版と同じ1.5K/120Hzとなります。

搭載チップはMediaTekのDimensity 8450で、バッテリー容量は6,200mAh。充電速度は同じく80W対応ですが、カメラ構成はより写真重視の設計です。
リークによれば、2億画素のメインカメラに加え、超広角・望遠ともに5,000万画素のトリプル構成となる予定で、撮影性能を大きくアピールするモデルになるとみられています。


Oppoは今回、Reno 15シリーズで明確な“地域別最適化”を図っているようです。
グローバル版はバランスの取れたパフォーマンスと電池持ちを重視し、中国版はカメラ性能に特化する――そんな棲み分けによって、異なる市場のニーズに応える狙いがあるのでしょう。
いずれのモデルも、ミドルレンジ市場の水準を引き上げる存在となりそうです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Oppo
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク