昨日、有名リーカーがGalaxyフォルダブルの将来性について強い懸念を示している、という件についてお伝えしました。
また、当サイトではこの記事の最後で「今後の折り畳みスマホへの移行予定」に関するアンケートを行い、500人以上からの回答を頂きました。(ご回答、ありがとうございました!)
そしてこのアンケート、まだ回答締め切りまでは3日ありますが、その途中経過についてなかなか興味深い数値となっていることが判明しました。
従来型スマホから折り畳み式スマホへの買い替えのネックが「価格」という前提で行ったものですが、この記事執筆時点では、半数近い回答者が仮に価格が現行型の「レギュラー」スマートフォンと同程度になってもフォルダブルスマートフォンに乗り換える気はない、と回答しています。
つまり、価格に関係なく現在の「一枚板型スマホ」が良い、と考えてることになります。
これは故障しやすい可動部を嫌う人もいれば、単純に「折り畳める」ということに必要性を感じないユーザーもいると思われ、その理由は様々でしょう。
一方、フォルダブルスマホが同程度の性能の現行型スマホと同じような価格になればフォルダブルに乗り換える、という方は約36%。
このユーザー層はまさに「価格がネック」でフォルダブルに移行していないユーザー、ということに。
ただこれ、どうなんでしょう?
今後フォルダブルの普及が進み、価格が下がり、現行型との価格差があるていど縮まることは予想されます。
ただ、製造コストから考えて「同程度になる」というのは非現実的にも思えます。
だとすると、このユーザー層は現行型スマートフォンに留まる可能性が高い、ということに。
一方、価格に関わらずフォルダブルに乗り換える、という方は約16%。
これ、解釈の角度を変えると、折り畳み式スマホと一枚板型スマホの価格が同程度にならない限り、フォルダブルの市場シェアは今後も2割にも満たない、ということに。
サムスンは今後主力/フラッグシップ製品をフォルダブルGalaxyに移行してくことを予定していると言われていますが、今回のアンケート結果を見る限り、少なくとも国内では当分の間は折り畳み式スマホが主流となることはなさそうです。
一方、Googleが同社初のフォルダブルPixel、仮称「Pixel Fold」を開発中であることはほぼ確実で、早ければ来年前半にもリリースされると言われています。(コード名からは2機種の可能性も)
今のところフォルダブルと言えばサムスンの独壇場ですが、他メーカーも参入して選択肢が広がればこの「非フォルダブル」の流れも変わるのかもしれませんね。
コメント
数字の並べ方ですよね…
見方を変えたら半数以上は
同程度の価格になったら
フォルダブルにすると言う結果でもあります。
偏った記事な気がします。