
HMD Globalの未発表スマートフォンに関する新たなリーク情報が明らかになりました。コードネームは「Lord Chaos」。名前こそ謎に包まれていますが、スペックを見る限り“プレミアムミッドレンジ”として期待できる仕上がりになりそうです。
144Hz OLED、HDR10+対応の高品質ディスプレイ
リークを投稿したのはX(旧Twitter)のHMD_MEME氏(@smashx_60)。同氏によると、Lord Chaosには144Hz駆動のOLEDディスプレイが採用され、HDR10+もサポートするとのことです。
現在HMD製スマホで144Hzディスプレイを採用しているのは「HMD Skyline」のみで、同シリーズと同等かそれ以上の位置付けになる可能性があります。
Snapdragon 7 Gen 4/12GB RAMを搭載
内部スペックもミッドレンジとしては十分。プロセッサには4nmプロセスのSnapdragon 7 Gen 4を搭載し、最大2.8GHz駆動のCPUとAdreno 722 GPUを組み合わせるとされています。このチップはRealme 15 Pro 5Gにも採用されており、処理性能と電力効率のバランスに定評があります。
さらにメモリは12GB、ストレージはUFS 3.1(容量不明)とされています。
急速充電・Qi2にも対応
カメラは1億800万画素(108MP)のメインセンサーを搭載。バッテリー容量は5,000mAhで、HMDブランドとしては最速となる65Wの有線急速充電に加え、Qi2のワイヤレス充電にも対応します。
端子はUSB 3.1 Type-Cを採用し、OSは最新のAndroid 16で出荷される見込みです。
Skylineシリーズの後継?識者の見方は割れる
名称はまだ不明ながら、一部では「HMD Skyline 2」または上位版「Skyline 2 GT」の可能性が指摘されています。ただし、過去にリークされたSkyline 2の仕様とは一致しない部分も多く、名称に関しては流動的な状況です。
HMDの最新モデルといえば、インドで登場した小型フィーチャーフォン「HMD Touch 4G」や、次世代モジュール式スマホ「Fusion 2」の存在が話題となりましたが、今回のLord Chaosはそれらとは異なる“本格的なスマートフォン”路線と言えます。

