
Xiaomiが今年投入した「Pad 8」シリーズの登場からまだ日が浅いものの、すでに次期モデルとなる「Pad 9」シリーズの開発が進んでいるようです。
音楽楽器をモチーフにしたコードネーム、「Erhu」と「Guitar」
中国メディア XiaomiTime の最新レポートによると、Xiaomiはすでに新型タブレット「Xiaomi Pad 9」シリーズの準備を開始しており、データベース上に「Erhu(ニ胡)」と「Guitar(ギター)」という2つのコードネームが登録されているとのことです。これまで同社は、シリーズごとに楽器の名前をコードネームに採用しており、今回もその流れを踏襲しています。
現行Pad 8シリーズから見えるPad 9の方向性
詳細なスペックについてはまだ明らかになっていませんが、Pad 9シリーズは現行のPad 8シリーズをベースに、さらなる性能向上が図られるとみられています。
参考までに、Xiaomi Pad 8は11.2インチの3.2K解像度LCDディスプレイを採用し、リフレッシュレートは144Hz、Dolby Vision対応、TÜV認証のブルーライト軽減機能も備えています。
チップセットにはSnapdragon 8s Gen 4を搭載し、9,200mAhの大容量バッテリーは45W急速充電に対応しています。
さらに上位モデルのPad 8 Proでは、**Snapdragon 8 Elite(3nmプロセス)**を採用。50MPメインカメラによる4K動画撮影や、マルチデバイス接続機能、そして反射を抑えたマット仕上げの筐体など、より高級志向の仕様となっています。バッテリー容量は同じく9,200mAhですが、充電速度は67Wに強化されています。
次世代タブレット市場に向けて着々と準備中
Pad 8シリーズの海外展開がまだ始まったばかりという状況を考えると、Pad 9シリーズの正式発表はもう少し先になる可能性が高いでしょう。それでも、すでに開発コードネームが確認されたことから、Xiaomiがタブレット市場における次の一手を急ピッチで進めているのは間違いなさそうです。
今後、新しい情報が入り次第、続報をお伝えします。

