
ゲーミングスマホブランドとして知られるRedMagicが、次期フラッグシップ「RedMagic 11 Pro」シリーズの発表に向けて着々と準備を進めています。今回新たに公開されたティーザーでは、Snapdragon 8 Elite Gen 5の高性能ぶりや独自の水冷システムだけでなく、カメラ性能の高さにも注目が集まっています。
デュアル50MP構成のトリプルカメラを搭載
Weibo上で公開された画像によると、RedMagic 11 Pro+はトリプルカメラ構成を採用しており、そのうち2基が5,000万画素センサーと見られます。標準と超広角の両方で高解像度を実現しており、光の条件が異なるシーンで撮影されたサンプル写真からも、その表現力の高さが伺えます。


アップロード時の圧縮により画質の完全な判断は難しいものの、色の再現性や露出バランスの安定性は目を引くものがあります。ノイズや粒状感もほとんど見られず、過去モデルから進化した画像処理アルゴリズムの成果とみられます。RedMagicはこのサンプルを「ブロックバスター級の写真も撮れる」と自信をのぞかせています。

ゲーミング性能と冷却技術にも抜かりなし
RedMagic 11 Proシリーズは、10月17日に中国で正式発表される予定です。Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し、CPU性能は従来比で約20%、GPU性能は約23%向上するとされています。さらに、同ブランド初となる液体循環式の「ICE水冷システム」を採用し、長時間のゲームプレイでも安定したパフォーマンスを維持できるよう設計されています。
また、8,000mAhの大容量バッテリーや超音波式指紋センサー、画面下インカメラを採用した6.8インチAMOLEDディスプレイ(144Hz対応)など、スペック面でもハイエンド機にふさわしい内容となっています。
RedMagicはこれまで中国市場中心の展開でしたが、今回の完成度と話題性から、グローバル展開への期待も高まっています。もし日本国内でも発売されれば、ハイエンドゲーミングスマホの新たな選択肢として注目されることは間違いないでしょう。