
シャープの新ミドルレンジモデルとして登場が期待されている「AQUOS sense10」。2025年後半から2026年前半にかけての主力機種になるとみられていますが、今回、そのドコモ版「AQUOS sense10 SH-53F」に関する具体的な情報が流出しました。
店舗にモックアップ入荷、正式発表は目前か
信頼性の高い情報筋によると、ドコモ版のAQUOS sense10のモックアップがすでに一部店舗に入荷したとのことです。モックアップが店頭に届くということは、展示や販売準備が進んでいる証拠であり、正式発表が間近に迫っている可能性が高いと見られます。発表時期については、早ければ来週にも行われ、発売も今月中になるのではないかと予想されています。
カラーはネイビー・ブラック・ピンクの3色
今回のリークによれば、ドコモ版AQUOS sense10のカラーバリエーションはネイビー、ブラック、ピンクの3色。外観デザインは前モデルのAQUOS sense9と非常によく似ており、筐体デザインやカメラ配置などに大きな変化は見られないようです。実際、シャープは今年春に発売したAQUOS wish5でも前世代機と同一のデザインを踏襲しており、senseシリーズでも同様の方針を取っている可能性があります。
スペック進化は控えめか
AQUOS senseシリーズはこれまでも安定した性能と実用性を重視しており、sense8からsense9ではチップセットの刷新など大幅な進化が見られました。しかし、今回のsense10では外観が据え置きであることから、内部スペックのアップデートも小規模にとどまる可能性が高そうです。省電力性や耐久性といった実用面のブラッシュアップに重点を置いたマイナーアップデートになるかもしれません。
なお、今回判明している3色展開はドコモ版に限られた情報であり、他キャリア版やSIMフリーモデル、メーカー直販モデルでは追加カラーが登場する可能性もあります。
正式発表が迫るAQUOS sense10。派手さこそないものの、堅実な進化を遂げた日常使いに強い一台として、多くのユーザーの注目を集めそうです。