
Xiaomi(シャオミ)の最新フラッグシップ「Xiaomi 17」シリーズが、発売からわずか48時間で累計販売台数100万台を突破しました。これは同社のルー・ウェイビン(総裁)が明らかにしたもので、中国市場における人気ぶりを示す数字となっています。
Pro Maxが売上の半数以上を占める
今回のシリーズの中でも特に注目を集めているのが「Xiaomi 17 Pro Max」です。販売開始からの2日間でシリーズ全体の半数以上を占める売れ行きを記録し、フラッグシップの存在感を強く示しました。続いて「Xiaomi 17 Pro」も好調で、どちらも価格は6,000元(約12.4万円)を超えるハイエンド帯に位置しています。ルー氏は「同社の製品戦略における大きな前進」と表現し、プレミアム市場への本格的なシフトを強調しました。
標準モデルに1TBモデルを追加
一方で、発売時点では「Xiaomi 17」の標準モデルに1TBストレージ版が存在しないことがユーザーから指摘されました。これに対してXiaomiはすぐに対応を発表し、1TBモデルを10月5日に発売すると明言。価格は5,299元(約7万4,500円)で、前年の「Xiaomi 15」同容量モデルより約200元安い設定となっています。
前世代を上回る販売ペース
ルー氏によれば、今回のXiaomi 17シリーズは前世代の「Xiaomi 15」シリーズを上回るスピードで販売が進んでおり、最終的な販売台数でも前モデルを超える見込みとのことです。特に大容量ストレージモデルでは品薄の報告も出ていますが、同社は生産ラインを強化して需要に応えるとしています。
プレミアム戦略が奏功
今回の好調なスタートからも分かるように、Xiaomiは高価格帯と大容量ストレージを前面に打ち出した戦略が的中しているようです。発売からまだ1週間も経たない段階で、すでに過去最速ペースのフラッグシップ販売記録を更新しつつあり、今後のグローバル展開にも大きな期待が寄せられます。