
Appleは9月29日、最新ソフトウェアアップデート「iOS 26.0.1」を公開しました。今回のアップデートでは、iPhoneユーザーの間で報告されていたWi-FiやBluetoothの切断不具合をはじめ、複数の問題が修正されています。対象はiPhone 11以降のモデルです。
カメラ不具合や接続問題を解消
iOS 26.0.1では、iPhone 17シリーズやiPhone Airで一部の写真に黒い表示が出るカメラの不具合が修正されました。この現象は、明るいLEDディスプレイを撮影した際に発生することが確認されていました。Appleは以前から「まれに発生する事象」と説明しており、今回のアップデートで改善された可能性が高いとみられます。
また、一部のユーザーが直面していたWi-FiやBluetoothの突然の切断、さらにiOS 26への更新後にセルラー通信へ接続できなくなる問題についても修正が加えられています。
修正内容の詳細
Appleのリリースノートによると、今回のアップデートで修正された主な問題は以下の通りです。
- iPhone 17シリーズやiPhone AirでWi-FiやBluetoothが予期せず切断される不具合
- 一部ユーザーがiOS 26更新後にセルラー通信へ接続できなくなる不具合
- 特定の照明環境下で撮影した写真に異常が現れる問題
- カスタムカラー設定後にアプリアイコンが空白になる現象
- VoiceOverが無効になるケース
アップデート対象機種
今回のiOS 26.0.1およびiPadOS 26.0.1は、iPhone 11以降のすべてのiPhoneと、以下のiPadシリーズに提供されます。
- iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)
- iPad Pro 11インチ(第1世代以降)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad(第8世代以降)
- iPad mini(第5世代以降)
インストールするには「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から手動で確認可能です。
安定性向上のため早めの導入を推奨
今回のiOS 26.0.1は、不具合の影響を直接受けていないユーザーにとっても、通信やカメラ、アクセシビリティといった基本機能に関わる重要な修正が含まれています。セキュリティ更新も同時に含まれているため、利用環境の安定性と安全性を確保するためには、早めに適用することをおすすめします。