
ソニーは、海外モデルのXperia 1 V(256GB)向けに最新のソフトウェアアップデートを提供開始しました。前回の配信は6月で、今回が約3か月ぶりの更新となります。Xperia 1 Vのソフトウェアアップデートサポート期間は3年間とされており、今回のアップデートが事実上最後になる可能性もあります。
アップデート内容
最新のソフトウェアバージョンは67.2.A.3.115で、セキュリティパッチは2025年9月1日版に更新されています。あわせて、以下の不具合修正が含まれています。
- LE Audioのオン/オフを繰り返すとトグルがグレーアウトしてしまう問題を修正
- 車載USB-C接続での充電が失敗する不具合を修正
- Wi-Fi通話(VoWiFi)が利用できない問題を修正
- サイドバーからモバイルデータのオン/オフを切り替えた際、別のSIMに切り替わってしまう不具合を修正
- 発信後に通話が不成立だった場合、VoLTEアイコンが消える問題を修正
- 「転送電話の設定」を確認するとエラーが表示される不具合を修正
- NB-AMRコーデック利用時の割り込み通話が拒否される問題を修正
- Verizon用APNがSIM差し替え後も残ってしまう不具合を修正
- 音楽プレーヤーを最小化した状態で横画面にした際、通知ドロップダウンが正しく表示されない問題を修正
国内モデルへの提供状況
現時点では、このアップデートは日本国内モデルにはまだ配信されていません。ただし、同内容のアップデートが近日中に提供される見込みです。
今回の更新は、複数の細かな不具合修正と最新のセキュリティパッチを含んでおり、Xperia 1 Vユーザーにとって重要なものといえるでしょう。サポート期間の観点からも、長く安心して利用するための最後の大規模アップデートになる可能性が高いため、対象端末を利用中の方は早めに適用しておくことをおすすめします。