
Googleは、Pixel 10シリーズ向けに9月の新しいソフトウェアアップデートを配信しました。一部ユーザーから報告されていた「画面が雪のようにノイズが走り、一時的にぼやける」という不具合を解消する内容が含まれています。
突如発生する“雪模様”の不具合
これまでPixel 10シリーズでは、画面全体が数分間にわたりノイズで覆われる「スノーノイズ」のような現象が報告されていました。編集部で使用していたレビュー機でも同様の症状が確認されており、一部ユーザーにとっては日常的な使用に支障をきたす問題となっていました。
約31MBの小規模アップデート
今回のアップデートは「BD3A.250721.001.E1」というバージョン番号で配信されており、容量はおよそ31MBと比較的小さなものです。Googleの公式リリースノートには詳しい説明はありませんでしたが、Verizonが公開した更新情報によると「画面がぼやける問題を修正した」との記載が確認されています。
段階的な修正の一環か
Googleはすでに9月3日から修正を段階的に展開していることを明らかにしており、今回のアップデートもその一連の対応のひとつとみられます。9月8日時点でも「今後さらに修正を続ける」とコメントしており、引き続き安定性向上のためのパッチが配信される可能性があります。
今回の修正でPixel 10ユーザーが安心して利用できる環境が整うことが期待されますが、今後もソフトウェア更新による改善が続くかどうか注目されます。