Xperia 1 VII、海外市場では相当な不人気?異例の価格設定が判明

ソニーの最新フラッグシップ「Xperia 1 VII」は、製造工程での基板不良による文鎮化不具合が発覚し、一時販売を停止していました。しかし、先月より再販が開始され、再び市場に登場しています。ところが、海外の一部地域では、その価格設定に“異変”が生じていることが分かりました。

タイでは前モデルと同額に

タイのソニー公式ストアによると、Xperia 1 VIIの価格は49,990バーツ(約23.2万円)。驚くべきことに、これはちょうど1年前に販売されたXperia 1 VIと同額となっています。
一方、日本国内ではXperia 1 VII(256GB)が204,600円、Xperia 1 VIが179,300円と、前モデルの方が約1割安く設定されており、通常の世代交代時の価格差が見られます。

台湾・香港でも価格差わずか

台湾のソニー公式サイトでは、Xperia 1 VIの256GBモデルはすでに販売終了となっていますが、512GBモデルの価格を比較すると、現行のXperia 1 VIIとの価格差は数%にとどまります。
さらに香港市場でも同様の傾向が確認されており、両モデルの価格差は5%程度しか開いていません。

異例の価格設定が意味するもの

通常であれば、新モデルが登場すると旧モデルは在庫処分を目的に値下げされ、価格差が大きく広がるのが一般的です。しかし今回のケースでは、むしろ両モデルの価格差がほとんど存在しない状況となっています。
これはXperia 1 VIIが一部海外市場で人気を得られていないことを示す一因とも考えられ、ソニーのフラッグシップ戦略にとって課題を浮き彫りにする現象と言えるでしょう。

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