
消えると噂されたSペン、実際は継続搭載へ
Samsungの次期フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」に関して、一部で「Sペンが廃止されるのではないか」との憶測が広がっていました。しかし、著名リーカーのIce Universe氏(現・PhoneArt)が公開したCAD画像の一部により、Sペン収納口がしっかりと確認され、この噂は否定される形となりました。
Galaxy SシリーズのUltraモデルにおいてSペンは大きな特徴のひとつですが、その内部スペース確保の影響で、バッテリー容量は近年ずっと5,000mAhに据え置かれています。S26 Ultraでも同容量が続投するとみられますが、充電速度に関しては改善が期待できます。
充電性能は60Wに強化
Sペンを維持する代わりにバッテリー容量の増加は見込めないものの、充電性能については朗報があります。これまでの最大45Wから60Wへと強化される見込みで、フル充電までの時間が短縮されることになります。競合メーカーがシリコンカーボン電池を採用し始めている中で、容量の据え置きに不満を覚える声も出そうですが、充電効率の改善は歓迎されるでしょう。
Sペン機能の行方
Sペン自体は存続するものの、気になるのはその機能面です。Galaxy S25 UltraではBluetooth機能が廃止され、リモート撮影などの便利な操作が不可能となりました。この変更に対しては不満の声が多く、復活を求めるオンライン署名活動では9,000件以上の賛同が集まっています。S26 UltraでSamsungが方針を転換するかどうか、ユーザーの関心は高まっています。
今後への期待
今回のCAD画像でSペンの存続は確認されましたが、その機能性がどこまで維持されるかは依然として不透明です。ユーザーにとってSペンは単なる付属品ではなく、Galaxy Ultraを象徴する存在でもあります。来年の正式発表までに、Samsungがどのような判断を下すのか注目されます。