
基板不良問題は収束も…新たな懸念点
ソニーモバイルの最新フラッグシップ「Xperia 1 VII」は、基板不良による販売停止を経て7月に再販が始まり、ひとまず問題は収束したかに見えました。ところがここにきて、今度はディスプレイ関連の不具合が指摘されています。
ユーザーからの報告
X上のユーザーによると、基板不良で端末を交換した後、わずか2週間も経たないうちに新しい個体で画面に緑色の縦線が出現したとのことです。電源のオフや再起動でも解消せず、再び店舗に持ち込まざるを得ない状況だと投稿しています。
現状では報告は限定的
当サイトで確認できている限り、この縦線表示の症状は国内外を含め、現時点でこの1件のみです。偶発的なケースである可能性も否定できません。
過去モデルに見られた「慢性病」
ただし気になるのは、Xperia 5シリーズの過去モデル(特にII、III、IV)で同様の縦線不良が多数報告されてきたことです。グリーンやピンクの縦線が画面に走る症状で、発売からしばらく経ってから報告件数が急増しました。
今後の注視点
Xperia 1 VIIにおける今回の報告が単発で済むのか、それとも過去シリーズと同様に事例が増えていくのかは、まだ判断できません。現時点では大きな広がりは見られませんが、ユーザーにとっては今後の動向に注意が必要といえるでしょう。