
Note 14が先行アップデートの対象に
シャオミが準備を進めている最新の「HyperOS 3(Android 16ベース)」は、未発表のRedmi Note 15シリーズよりも先に、既存のRedmi Note 14シリーズへ提供される見通しです。これは昨年、Note 13シリーズがNote 14よりも先に「HyperOS 2」を受け取った流れと同じパターンで、今回も一世代前のモデルが優先される形となります。
すでに内部向けのベータテストが進行しており、一般向けには1か月以内の公開が期待されています。一方で、Note 15シリーズのベータ版はまだ着手されていません。ユーザーは「設定」から更新を確認するか、通知機能を持つ「MemeOS Enhancer」アプリを活用することで最新情報を追うことができます。
ベータ版は主要地域を網羅
関係者によれば、Redmi Note 14シリーズ各モデル向けのベータビルドコードがすでに確認されており、グローバル展開に向けた準備が整いつつあるとのことです。
- Redmi Note 14 Pro 5G / POCO X7
グローバル版:OS3.0.0.3.WOOMIXM
EEA版:OS3.0.0.1.WOOEUXM
インド版:OS3.0.0.1.WOOINXM
中国版:OS3.0.0.1.WOOCNXM - Redmi Note 14 Pro 4G
グローバル版:OS3.0.0.1.WOFMIXM
EEA版:OS3.0.0.1.WOFEUXM
トルコ版:OS3.0.0.1.WOFTRXM
ロシア版:OS3.0.0.1.WOFRUXM - Redmi Note 14
グローバル版:OS3.0.0.1.WOGMIXM
EEA版:OS3.0.0.1.WOGEUXM
インドネシア版:OS3.0.0.1.WOGIDXM
トルコ版:OS3.0.0.1.WOGTRXM
台湾版:OS3.0.0.1.WOGTWXM
ロシア版:OS3.0.0.1.WOGRUXM
「HyperOS 3」の新機能
今回のアップデートでは、UI全体のデザインが刷新され、アイコンの新デザインやバッテリー・通信アイコンの視認性向上が実施されます。また、通知領域に「ダイナミックアイランド」風の表示を取り入れるなど、操作性を高める工夫が盛り込まれています。
さらに、複数デバイス間での連携機能が進化し、通話やSMSの転送がよりスムーズに行えるようになります。パフォーマンス面でも大幅な向上が見込まれ、システム応答速度が最大30%改善するとの報告があります。加えて、アニメーションや画面遷移もより滑らかに進化する見込みです。
今後の配信スケジュール
一般向けベータ版は今後1か月以内に公開されるとみられ、テストを経て安定版が順次展開される予定です。Note 15シリーズの登場を待たず、Note 14シリーズユーザーがいち早く新機能を体験できる点は注目すべき動きと言えるでしょう。