
3モデル構成で展開予定
OPPOが今月、インド市場向けに新シリーズ「OPPO F31」を発表するとみられています。ラインナップはスタンダードモデルのF31、上位のF31 Pro、そして最上位のF31 Pro+の3機種構成になる見込みです。
リーク情報によると、カラーバリエーションはモデルごとに異なり、F31はブルー・グリーン・レッド、F31 Proはゴールド・グレー、Pro+はブルー・ホワイト・ピンクが用意されるとのことです。
特徴は大容量バッテリーと高い耐久性
F31シリーズに共通する大きな特徴は、7,000mAhの大容量バッテリーと、IP66 / IP68 / IP69の防水防塵性能、そして5,000万画素カメラの搭載です。
特に防水防塵性能については、日常の不意のアクシデントや過酷な環境でも安心して利用できることを意識した設計となっています。
価格情報もリーク
価格については、最上位のF31 Pro+が約35,000ルピー(約400ドル)、F31 Proが約30,000ルピー(約340ドル)、ベースモデルのF31は約20,000ルピー(約225ドル)とされています。これにより、幅広い価格帯でユーザー層をカバーする戦略が見て取れます。
ユーザー調査で浮き彫りになった「耐久性」への需要
市場調査会社Counterpoint Researchが26都市・4,500人以上を対象に行った調査では、78%のユーザーが「雨や水、極端な高温下での使用を避けている」と回答。さらに、多くのユーザーが修理費に2,000〜10,000ルピーを費やしており、修理コストが大きな負担になっていることも明らかになりました。
こうした背景から、OPPOは耐久性をシリーズの大きな差別化要素として強調しています。インド・グレーターノイダの工場では出荷前に150項目以上の品質試験を実施。具体的には2.5メートルからの落下試験、1.5メートル水深で30分の浸水試験、高温・低温・高湿度下での性能試験など、厳しい検査を通過した製品のみが市場に投入されるとしています。
耐久性は「必須条件」へ
OPPOの製品戦略チームによれば、スマートフォンにおける耐久性はもはやオプションではなく「必須条件」だといいます。そのためF31シリーズには、SGSやTÜV Rheinlandの認証、MIL-STD-810H-2022規格に加え、OPPO独自の360°アーマーボディ構造が採用されているとのことです。
Counterpointの調査でも*79%のユーザーがスマホ購入時に「耐久性を最重要視する」と答えており、F31シリーズはまさにこうしたニーズに応える製品となりそうです。