Redmi Note 15 Pro Plus衛星通信版、グローバル展開は見送りか

Xiaomiが8月下旬に発表した「Redmi Note 15」シリーズ。その中でも注目を集めた「Redmi Note 15 Pro Plus 衛星通信版」について、新たな情報が明らかになりました。しかし残念ながら、この特別モデルが世界市場に登場する可能性は低いようです。

中国移動の独自チップを搭載

衛星通信版には、中国移動(China Mobile)が開発した「Beidou Communication Fusion Chip ZW8000s」が採用されています。同チップは、商用スマートフォンに搭載されるのは今回が初めてとされ、技術的には大きな一歩といえます。ただし、この仕様がグローバル展開を阻む要因となっていると見られています。

通常版との違いと価格設定

衛星通信版は、基本仕様を「Redmi Note 15 Pro Plus」と共有しながらも、通信機能の追加により価格が100元(約1,400円)上乗せされています。メモリ構成は16GB RAMと512GBストレージに限定されており、販売価格は2,399元(約33,600円)に設定されています。

世界展開は通常モデルのみか

「Redmi Note 15」シリーズは、標準版の5Gモデルや「Pro」モデルを含め、今後6か月以内にグローバル市場で発売される予定です。しかし、衛星通信版については前述の通り、中国国内専用モデルとなる見通しです。

ハイエンド機能の先行投入という意味合い

今回の衛星通信版は、Xiaomiにとって「技術的ショーケース」の色合いが強い製品といえそうです。衛星通信対応スマートフォンは今後のトレンドとして各社が注目する分野であり、今回の取り組みはその先駆けとなる可能性があります。

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