高額フォルダブル「Galaxy Z Fold 7」に早くも塗装剥がれの声

サムスンが7月に発表した最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 7」。発売直後から注目を集めていましたが、一部のユーザーから早くも気になる不具合が報告されています。


前モデルから続く“塗装剥がれ”問題

Redditなどのコミュニティに寄せられた投稿によると、Fold 7の筐体の塗装が使用からわずか数か月で剥がれ始めたという声が上がっています。これは昨年の「Galaxy Z Fold 6」でも指摘されていた現象で、再び同じトラブルが繰り返されている格好です。

報告によれば、特定のカラーモデルに偏っているわけではなく、落下や強い衝撃を与えた覚えもないにもかかわらず塗装が剥離しているとのことです。


公式サポートページでの説明と限界

実はサムスンは、Fold 6向けのサポートページでこの問題についてすでに説明をしていました。そこでは、アノダイズド加工されたアルミフレームが、接地の甘いサードパーティ製充電器からの微弱な漏電によって劣化しやすいと案内されています。そのため「純正充電器を使用するように」と推奨されているのです。

しかし、今回Fold 7で塗装が剥がれたと報告しているユーザーの中には、25Wの純正充電器しか使っていないという人もいます。このことから、原因が必ずしも充電器にあるとは言い切れず、そもそもの塗装処理の品質が問題ではないかとの見方も浮上しています。


高額端末に求められる“安心感”

Fold 7の価格は約2,000ドル(日本円で30万円前後)と、スマートフォンとしては最上位クラス。こうした高価格帯の製品において、見た目に関わる不具合が起きるのはユーザーにとって納得しがたいものです。幸い、大規模な問題にはなっていないようですが、Fold 6から続く課題が解決されていない点は気になるところです。

折りたたみスマホは革新的な体験をもたらしてくれる一方で、耐久性や仕上げに対する信頼性が今後の普及のカギを握っていることは間違いありません。サムスンが次のアップデートやモデルでどのように対応していくのか注目されます。

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