
折りたたみスマホ市場をリードしてきたサムスンが、ついに3画面構造を採用した新型デバイスをお披露目するかもしれません。複数のリーク情報によると、「Galaxy Z TriFold(仮称)」が9月29日に韓国で開催されるGalaxy Unpackedで発表される可能性が高いとのことです。
二重ヒンジ構造の新世代フォルダブル
これまで「Galaxy G Fold」とも呼ばれてきたこの新モデルは、二重ヒンジを採用したユニークな構造を持つ折りたたみスマートフォンです。通称「トライフォルド」として注目を集めており、従来のZ Foldシリーズを大きく進化させる存在になるとみられています。
価格については**400万ウォン前後(約29万円超)**になるとの見方が強く、中国と韓国のみで展開される可能性が高いとされています。高価ではありますが、複雑な構造や先進的なパネル技術を考えれば、納得感のあるプライシングと言えるかもしれません。
同時発表の可能性がある新製品
今回のUnpackedではスマートフォンだけでなく、サムスンの次世代ヘッドセット「Project Moohan」も登場すると噂されています。この製品は「Galaxy XR」としてリブランドされ、10月13日には韓国で販売開始される見込みです。価格は250万〜400万ウォン(約18万〜29万円)程度になると予想されています。
さらに、今回初めて浮上したのがAI搭載のスマートグラス「Galaxy Glasses」の存在です。正式な発売は2026年以降と見られていますが、イベントでコンセプトやデザインがチラ見せされる可能性があります。
新しい折りたたみ時代の幕開け
これまでのリークを総合すると、Galaxy Z TriFoldの一般販売は第4四半期中になると見られ、まずは韓国・中国市場に投入される流れになりそうです。サムスンがこの挑戦的なフォームファクターをどこまで実用性と魅力ある製品に仕上げてくるのか、世界中のテックファンから注目が集まっています。
折りたたみの常識を覆す「三つ折りスマホ」が実際に登場すれば、スマートフォン市場に新たなトレンドを生み出す可能性は十分にあるでしょう。