
Googleの最新フラッグシップ「Pixel 10」シリーズが発売されたばかりですが、一部ユーザーからディスプレイの不具合が報告されています。端末は正常に動作しているものの、画面に“雪のようなカラフルなノイズ”が走る現象が確認されており、購入直後の利用者を不安にさせています。
Redditで相次ぐ体験談
最初の報告はRedditユーザーによるもので、投稿には実際にノイズが表示されている写真も添付されていました。その後、同様の不具合を訴えるユーザーが複数現れ、海外メディアAndroid Authorityに寄せられたケースも含めると、少なくとも十数名が同じ症状を体験しているようです。

Googleの公式サポートアカウントもこの投稿に反応し、詳細な状況を確認するためユーザーに連絡を取っているとのことです。

ソフトウェア由来の可能性も
一部のユーザーからは「しばらくすると症状が消えた」という報告もあり、ハードウェアの故障ではなくソフトウェアに起因する問題である可能性も指摘されています。特に、TensorシリーズのGPUドライバーとの相性や不具合が原因ではないかとの見方もあり、Googleがアップデートで修正する余地が残されています。
毎年のように浮上するPixelの不具合
Pixelシリーズは高いカメラ性能や独自のAI機能で人気を集める一方、発売当初にソフトやハードの不具合が報告されることが少なくありません。今回の件もその流れを踏襲してしまった形で、購入を検討しているユーザーにとっては不安要素となりそうです。
今後の対応に注目
現状では不具合が一時的に収まるケースもあるため、大規模なリコールや交換プログラムに直結するかは不透明です。ただし、問題が継続的に発生するユーザーに対しては、Googleが迅速に修理や交換といった対応を取ることが求められます。Pixel 10が持つ本来の魅力を活かすためにも、早急な原因解明と改善策の提示が期待されます。