Pixel 10シリーズ、物理SIMスロット廃止へ?パッケージ流出で「デュアルeSIM」搭載が濃厚に

パッケージから判明した新情報

今月発表が見込まれているGoogleの新スマートフォン「Pixel 10」シリーズに関して、新たなリーク情報が登場しました。著名リーカーEvan Blass氏が公開した製品パッケージの写真には、「デバイスのセットアップ時にeSIMを直接有効化できる」と記載されたシールが確認されており、物理SIMカードを必要としないことが示されています。

これにより、Pixel 10シリーズでは「デュアルeSIM」が採用される可能性が一段と高まりました。

米国モデルでは物理SIM非対応に?

従来のPixelシリーズはeSIMに対応しつつも、ナノSIMスロットも併用できる仕様でした。しかし、Pixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL、そしてPixel 10 Pro Foldの4機種では、このナノSIMスロットが姿を消すと見られています。

一部のリークでは「Pro Foldのみ物理SIMを残すのでは」との情報もありましたが、今回のパッケージ流出はその説を裏付けるものとも受け取れます。

eSIM移行のメリットと課題

物理SIMを廃止する流れはGoogleが初ではなく、Appleなど他社もすでに一部モデルで実施しています。メリットは、セットアップの簡略化と内部スペースの有効活用です。ユーザーはキャリアショップに足を運ぶことなく、スマートフォン単体で契約・開通が可能になります。

一方で課題もあります。物理SIMのようにカードを抜き差しして別の端末に差し替えることができないため、eSIM非対応の端末へ移行したい場合には手続きが煩雑になる可能性があります。

近づく正式発表

Pixel 10シリーズは、今週中にもGoogleが正式発表するとみられており、発売は月内に予定されています。長らく噂されてきた「物理SIM完全撤廃」が現実となるのか、正式なアナウンスに注目が集まります。

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