カメラ性能の一端が明らかに
Meizuは今月、中国で次期フラッグシップ「Meizu 22」を発表することを正式に認めています。そんな中、同社CEOの黄志攀氏が同モデルで撮影した公式カメラサンプルを公開しました。さらに、背面デザインを写した実機画像もネット上に出回り、新しい外観の一部が確認できます。

公開された写真のウォーターマークによると、Meizu 22は24mmのメインセンサー(F1.6)と72mmの望遠センサー(F2.4)を搭載し、光学3倍ズームに対応しているとのことです。ただし、具体的な画素数についてはまだ伏せられています。

背面デザインはスクエア型に刷新
流出した実機ショットからは、背面カメラモジュールが従来の縦配置から、正方形ベースの新デザインに変更されていることが分かります。3〜4基のセンサーが収められており、より洗練された印象です。

本体はフラットなミッドフレームを採用し、幅約71mmとコンパクトながらも高性能を追求する“小型フラッグシップ”路線を意識しているようです。正面は業界最狭クラスとなる1.2mmの左右対称ベゼルを採用するとされ、画面占有率の高さが際立つデザインになる見込みです。
ハードウェア仕様の噂
内部仕様については、最新のSnapdragon 8 Eliteプラットフォームを搭載し、バッテリーは約5,500mAh、80W有線急速充電に対応すると報じられています。さらに、超音波式指紋認証、IP68の防水防塵性能、最大2K解像度対応のAMOLEDディスプレイ、LTPOによる可変リフレッシュレートなど、ハイエンド機にふさわしい機能が揃うと期待されています。
シリーズ構成はシンプルに
前世代の「Meizu 21」では通常版とPro版の2モデルが展開されていましたが、今回のMeizu 22は単一モデルのみになるとの見方が強まっています。製品ラインを絞ることで、フラッグシップとしての完成度をさらに高めているのかもしれません。
発表への期待
カメラサンプルやデザインの一部が先行公開されたことで、Meizu 22に対する注目度は一層高まっています。正式発表では、画素数やディスプレイ仕様、販売価格などの詳細が明らかになるはずです。コンパクトさと先進性能を両立したフラッグシップとして、国内外からの評価が注目されます。