
発売まで1週間、詳細スペックがほぼ出揃う
Googleの新型スマートフォン「Pixel 10」シリーズの発売日が8月20日に迫るなか、耐久性や省エネ性能の評価が明らかになりました。今回のラインナップは、Pixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL、そして折りたたみモデルのPixel 10 Pro Foldの4機種。すでに多くの仕様が判明していましたが、EUのエネルギーラベリング(EPREL)評価や耐久テストの結果が新たに加わり、全貌が見えてきました。
耐久性は全モデル最高評価
Pixel 10、10 Pro、10 Pro XLの3モデルはいずれも、繰り返し落下させる耐久テスト(270回の自由落下試験)で最高評価となる「Aクラス」を獲得。防水・防塵性能もIP68等級を維持しており、日常使用での安心感は十分といえます。
バッテリー容量と稼働時間の違い

- Pixel 10
省エネ評価は「B」。4,835mAhのバッテリーを搭載し、最大49時間23分の駆動が可能。 - Pixel 10 Pro
省エネ評価は「A」。バッテリー容量は4,707mAhとPixel 10よりやや少なめながら、最大51時間9分とシリーズ最長の稼働時間を実現。 - Pixel 10 Pro XL
省エネ評価は「B」。5,078mAhの大容量バッテリーを備えるものの、駆動時間は48時間39分で3モデル中最短。



いずれのモデルも標準設定で1,000回のフル充電サイクルに耐える設計ですが、この数値は一部の他社フラッグシップ機よりやや低めです。
長期サポートと保証
Pixel 10シリーズは、Pixel 9シリーズ同様に最低7年間のOS・セキュリティアップデートが提供され、EUでは2年間の製品保証が付きます。
発売まで残りわずかとなった今、性能・耐久性・省エネ性の全てが出揃ったPixel 10シリーズ。あとは実機レビューで、このスペックがどこまで日常使用で活きるかが注目されます。