Galaxy Z Fold 7で“裏技”発見 3アプリ同時表示が可能に

思わぬバグが生んだ強力マルチタスク

Samsungの最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 7」で、公式仕様を超えるマルチタスク機能が利用できるという報告が相次いでいます。
この現象は、最新ソフトウェア「One UI 8」を搭載した端末で確認されており、通常は2つまでのアプリを同時表示できるところ、ある操作を行うことで3つのアプリを同時に並べて使えるようになるとのことです。

発端はRedditユーザーによる投稿で、その後複数のユーザーが再現に成功。方法は非常にシンプルで、まず2つのアプリを分割画面で開き、その状態で「エッジパネル設定」を開いてすぐ閉じるだけ。これによりシステムが2アプリ表示モードを“忘れ”、もう1つアプリを追加できる状態になるようです。

ライバル機能に近い体験

3アプリ同時表示といえば、ライバル機のOnePlus Openが搭載する「Open Canvas」機能が有名です。これまでSamsungは、One UI 8で90:10の画面分割機能などを導入してきましたが、今回の“バグ”は、より柔軟なレイアウト機能を将来的に搭載できる可能性を示唆しているといえるでしょう。

Galaxy Z Fold 7は大画面と高い生産性を売りにしており、今回の現象は折りたたみスマホ愛好家にとって大きな話題となっています。

完成度はまだ不十分

とはいえ、あくまで非公式の不具合であるため、動作は完璧ではありません。アプリウィンドウのサイズ変更がうまくいかない場合や、表示が不安定になることもあると報告されています。Samsungからも現時点では正式なコメントはなく、今後のアップデートで修正されるのか、それとも新機能として進化させるのかは不明です。

しかし、この動作が可能であるという事実は、将来的な正式サポートの期待を高めます。少しの調整で実用的な機能として組み込める素地は十分にあり、もし実装されればGalaxy Z Foldシリーズの魅力をさらに引き上げることは間違いありません。Samsungがこの“思わぬ贈り物”を活かす判断を下すかどうか、今後の動きが注目されます。

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