iPhone Foldは想定より安価に?価格は約31万円が目標、2026年登場も初期供給は限定的か

Appleが開発を進めている折りたたみ型iPhone「iPhone Fold」について、これまでよりも現実的な価格帯で投入される可能性が浮上しました。2026年の登場が見込まれる中、初期出荷台数は限られるものの、価格面では競合製品と十分に渡り合える水準になるとの見方が出ています。

想定価格は約31万円、従来予想から大幅に引き下げ

韓国の情報筋yeux1122氏のブログによると、iPhone Foldの目標価格は2,000ドル未満に設定されている模様です。1ドル=約155円で換算すると、約31万円前後となります。

これまでiPhone Foldは2,399ドル(約37万2,000円)になるとの予測もありましたが、今回の情報が事実であれば、想定価格は大きく下がることになります。参考までに、Samsungの最新折りたたみモデル「Galaxy Z Fold 7」は、ベースモデルが1,999.99ドル(約31万円)で発売されており、価格面ではほぼ同水準です。

2026年に登場予定も、発売直後は供給が限定的に

一方で、iPhone Foldは発売当初の供給がかなり限られる可能性が指摘されています。具体的な出荷台数は明らかにされていないものの、Appleは本格量産に向けた部品調達や組み立て体制を、まだ慎重に進めている段階とみられます。

最大の課題は、折りたたみディスプレイにありがちな折り目を極限まで目立たなくすることです。Appleは、これまでのどの折りたたみ端末でも実現できていない「ほぼ折り目の見えない表示品質」を目標に掲げているとされ、その検証に時間を要している可能性があります。

薄型化のためFace ID非搭載の可能性も

さらに、複雑な内部構造を考慮し、iPhone FoldではFace IDを見送り、側面に配置したTouch IDを採用する案も取り沙汰されています。これにより、本体の薄型化や設計の自由度を高める狙いがあるようです。

こうした新機構や設計上の工夫を詰めていく中で、Appleは品質面を最優先し、初期段階ではあえて供給を絞る戦略を取る可能性があります。

価格が競争力のある水準に収まり、完成度の高い製品として登場するのであれば、多少の供給制限や待ち時間があっても、iPhone Foldを待つ価値は十分にありそうです。Appleがどこまで理想を形にできるのか、今後の続報に注目が集まります。

ソース

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