
Motorolaが準備を進めている新型スマートフォン「Moto G06」が、米国のFCC(連邦通信委員会)の認証を取得しました。同時に、ベンチマークサイトGeekbenchにも登場し、製品仕様の一部が明らかになっています。
モデル番号「XT2535」でFCC認証を取得
FCCのデータベースには、Moto G06と思われる「XT2535-1」と「XT2535-2」の2モデルが登録されています。イタリアの大手通信事業者Windtreのデバイスリストによれば、「XT2535-3」がイタリア市場で「Moto G06」として発売されることが確認されており、FCC認証を通過したモデルも地域ごとのバリエーションである可能性が高いと見られています。

5,100mAhバッテリーと10W充電対応が判明
FCC認証情報によると、Moto G06はLTE接続、5.8GHz帯のWi-Fi、Bluetoothに対応。バッテリーは「RL52」という型番で、TÜV認証のデータベースを確認したところ、5,100mAhの大容量バッテリーを搭載していることが判明しました。また、対応する充電器(MC-101/2/3/6/7/9)は10Wの充電速度に対応しています。
Geekbenchでのベンチマークスコアも確認

さらに、Moto G06はIMEIデータベース上で「Lagos」というコードネームが付けられており、Geekbenchにも「motorola lagos」として登場。Geekbench 6のスコアは、シングルコアで399点、マルチコアで1234点を記録しています。
搭載されているプロセッサはMediaTekのHelio G81 Extremeで、RAMは4GB、OSは最新のAndroid 15が動作していることが記載されています。
64GBと256GBのストレージモデル、3色展開に
先月の独自情報によれば、Moto G06は4GB RAMに64GBストレージ、または256GBストレージの2モデル構成で発売される予定です。カラーバリエーションはPantone認証を受けた「Arabesque」「Tapestry」「Tendril」の3色展開となり、エントリーモデルながらデザインにもこだわりが感じられます。
発売はまもなくか
これらの認証情報とリークが揃ったことで、Moto G06の正式発表と発売は間近と見られています。特にエントリー〜ミッドレンジ市場で競争が激化する中、5,100mAhという大容量バッテリーを武器にどこまで存在感を示せるのか、注目が集まります。