
Nothing傘下のサブブランド「CMF」が、手頃な価格帯で人気の完全ワイヤレスイヤホン3モデル「CMF Buds 2」「CMF Buds 2a」「CMF Buds 2 Plus」に対して、新たなファームウェアアップデートの配信を開始しました。今回のアップデートでは、音質改善や接続安定性の向上など、日常使用での満足度を高める内容が盛り込まれています。
CMF Buds 2:迫力の低音に磨き

バージョン「1.0.1.32」では、Ultra Bassモードにおけるサウンドチューニングが施され、深みのある低音を保ちつつ、過度に響きすぎないバランスの良い重低音再生が可能になりました。また、複数のバグ修正により、全体的な使用感の安定性も向上しています。
CMF Buds 2a:日常使いの快適さを強化

CMF Buds 2aは「1.0.1.46」へとアップデート。今回の変更点は大きくはないものの、各種バグ修正や安定性向上に重点が置かれており、普段使いでの不意な接続切れや音飛びなどのトラブルを減らすことが期待されます。
CMF Buds 2 Plus:高音質派も納得の改善

上位モデルであるCMF Buds 2 Plusは、バージョン「1.0.1.40」にてアップデートされ、Ultra Bassモードの音質改善に加え、LDACによるハイレゾ再生時のパフォーマンスも強化されました。細かな音のディテールを重視するユーザーにとっては、ありがたいアップグレードと言えるでしょう。そのほか、システム全体のバグ修正も行われ、より快適に使えるようになっています。
アップデート手順と注意点
各モデルのアップデートは段階的に配信されているため、すぐに通知が来ない場合もあります。アップデートにはNothing Xアプリを使用し、以下の手順で行うことができます。
- イヤホンをスマートフォンに接続する
- Nothing Xアプリを最新バージョンに更新
- アプリ内の右上メニューから「設定」を開く
- 「ファームウェアアップデート」を選択
- 表示される指示に従ってインストールを実施
なお、アップデート時にはイヤホンのバッテリーが30%以上あること、充電ケースにセットした状態でフタを開けたままにしておく必要があります。
CMF Budsシリーズは、低価格ながらも使いやすさや音質にこだわったモデルとして評価されています。今回のアップデートにより、これまで以上に快適なリスニング体験が期待できそうです。すでにCMFイヤホンを使っている方は、早めにアップデートを確認してみてはいかがでしょうか。