
Oppoの次世代フラッグシップとして開発が進められている「Find X9 Ultra」に関する新たなリーク情報が明らかになりました。すでに登場しているFind X9 Proの上位モデルに位置付けられ、Xiaomi 17 UltraやGalaxy S26 Ultraといったハイエンド機と真正面から競合する存在になりそうです。
6.8インチ2K有機ELと最新Snapdragonを採用か
リークによると、Find X9 Ultraは6.8インチの2K解像度フラットOLEDディスプレイを搭載するとされています。Find X9 ProがDimensity 9500を採用していたのに対し、UltraモデルではQualcommの最新チップ「Snapdragon 8 Elite Gen 5」が採用される見通しです。性能面ではシリーズ最上位らしい構成になる可能性が高いでしょう。
200MPセンサーを核とするクアッドカメラ構成
カメラ周りもUltraの名にふさわしい仕様が噂されています。背面にはクアッドカメラを搭載し、メインカメラにはソニーの新型200MPセンサー「LYTIA 901」が採用される見込みです。
これに加えて、50MPの超広角カメラと50MPの望遠カメラを組み合わせる構成とされており、残る1基は中距離ズーム用のカメラになると伝えられています。ただし、このカメラについては200MPになるのか、50MPになるのかは現時点では明らかになっていません。
デザインは円形カメラを継続する可能性
外観については、Find X9 ProやOnePlus 15で採用された角型の大型カメラモジュールは見送られ、Find X8 Ultraと同様の円形カメラデザインが継続される可能性があるとされています。シリーズのアイデンティティを重視した仕上がりになるのかもしれません。
7,000mAh級バッテリーとグローバル展開の噂
バッテリー容量は約7,000mAhとされており、近年のUltraモデルの中でもかなり大容量な部類に入ります。高性能チップと高解像度ディスプレイを支えるための構成と考えられます。
また、Find X9 Proがグローバル市場で好調な販売を記録していることから、Find X9 Ultraについても海外展開が検討されているとの情報があります。Ultraモデルのグローバル投入が実現すれば、Oppoにとって久々の本格的な最上位機の世界展開となりそうです。
Find X9 Ultraは、性能、カメラ、バッテリーのいずれもが最上位クラスを狙った1台になりそうで、正式発表が近づくにつれてさらに多くの情報が明らかになることが予想されます。今後の続報に注目したいところです。

