Xperia 1 VIIの交換対応、全数入荷には約1か月とのリーク 再販売は9月以降の見通しか

深刻な不具合で販売停止が続くXperia 1 VII

ソニーモバイルの最新フラッグシップモデル「Xperia 1 VII」は、発売直後から一部個体で電源が入らなくなる、いわゆる“文鎮化”や、再起動を繰り返す“再起動ループ”などの不具合が発生。これにより販売が一時停止され、該当ユーザーへの端末交換対応も始まっています。

こうした中、購入を見送っていた一部のユーザーからは、販売再開を望む声も徐々に上がってきています。


交換用端末の入荷完了は8月末か

中国のSNS「Weibo」に投稿された情報によると、台湾の携帯販売店関係者の話として、交換対応用のXperia 1 VIIがすべて入荷するには、まだ1か月ほどかかる見通しとのことです。そのため、新たな販売はそれ以降、早くても9月頃になるのではないかとしています。

この情報はソニーから公式に発表されたものではありませんが、過去に報じられた「秋ごろの再販売」とする噂とも一致しています。


想定以上の交換対応、流通にも影響

不具合の発生台数や割合についてソニーからの明確な発表はないものの、国内ユーザーのSNSや掲示板での報告を見る限り、少なくとも3割前後の出荷済み端末が交換対象となっている印象です。

もともとXperia 1 VIIは発売当初から在庫が潤沢とは言えない状況にありました。そのような中で販売済み端末のおよそ3分の1が交換対応となれば、それだけでも新品端末の確保に時間がかかるのは当然といえるでしょう。


販売再開にはもうしばらく時間が必要か

現在のところ、Xperia 1 VIIの販売再開については明確なアナウンスはありませんが、交換対応の完了が前提条件になることは間違いありません。交換用端末の全数入荷に約1か月かかるという情報が事実であれば、一般向けの販売が再開されるのは9月以降になる可能性が高いと考えられます。

ただ、これはあくまで台湾での話であって、国内では交換機の用意はこれよりも短時間で完了する可能性もあれば、長くかかる可能性もあると思われます。そうなると、国内でのXperia 1 VII販売再開の時期も海外とはズレてくるということもあり得そうです。

また、この情報の提供者は、コメント欄への返答で販売再開の発表について「いや、おそらく公式なアナウンスなしで販売再開となるでしょう」とも。つまり、「販売再開」という公式アナウンスはなく、各国・地域のストアごとに地味に「在庫あり」になることと思われます。

購入を検討しているユーザーにとってはもどかしい状況が続きますが、安心して使える品質の端末が再び市場に戻ってくるまで、もうしばらく待つ必要がありそうです。

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XperiaXperia 1 VI
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