OPPO Find X8に7月の大型アップデートを提供 ― 新機能やAI強化、操作性の向上も

中国のスマートフォンメーカーOPPOは、フラッグシップモデル「Find X8」向けに2025年7月のソフトウェアアップデートを配信開始しました。今回のアップデートでは、セキュリティとパフォーマンスの強化に加え、数々の新機能やAI関連の改善が含まれています。


アップデートの概要とファームウェア情報

今回のアップデートは「CPH2651_15.0.0.840(EX01)」というファームウェアバージョンで配信されており、容量は約1.01GB。主に「Breeno Memory」「カメラ」「写真」「アプリ」「システム」に関連する新機能や改善が盛り込まれています。


「Mind Space」に保存できる新機能やAIによる写真強化

新たに追加された「Mind Spaceへの保存」機能では、画面上の内容を“思い出”としてMind Spaceに直接保存することが可能になりました。さらに、ポートレートモードや通常の撮影モードにおいて「ソフトライトフィルター」が新たに加わり、柔らかな印象の写真を簡単に撮影できるようになっています。

写真アプリでは「AIグループフォトコンポーザー」や「AIパーフェクトショット」などのAI活用機能が追加され、撮影後の編集や構図の自動補正がより賢くなりました。カスタマイズ性も強化されており、ユーザーが好みに合わせて細かく調整できるようになっています。


日常の使い勝手を向上させるアプリとシステムの改善

アプリ関連では「アラーム音の段階的な音量上昇」や、録音アプリにおけるグループ分けのカスタマイズ、対面録音の分類機能など、実用的な改善が多く見られます。

システム面では、新たに「OPPO Sans」と「One Sans」のフォントが追加され、ウィジェット同士を自動的にスタックする機能、「マルチスクリーンコントロール」の対応、クイック設定内に「再起動」ショートカットが追加されるなど、細かい操作性の向上が図られています。また、ミニウィンドウの移動範囲拡張や表示位置の修正といった不具合修正も含まれています。


セキュリティ面も強化

今回のアップデートには、Androidの2025年7月セキュリティパッチも含まれており、システム全体の安全性と安定性がさらに高められています。

Find X8ユーザーにとっては、機能面でも体験面でも大きな進化が実感できる内容となっており、アップデートの適用を早めに行うことが推奨されます。

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Oppo
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