
Xiaomiの次期フラッグシップ「Xiaomi 16」シリーズのグローバル展開に向けた動きが少しずつ明らかになってきました。今回、欧州経済委員会(EEC)の認証プラットフォーム上で、Xiaomiの未発表端末が確認され、その型番や過去の情報から「Xiaomi 16」のグローバルモデルである可能性が高まっています。
グローバルモデルらしき端末がEEC認証を取得
EECに新たに登録されたのは「25113PN0EG」という型番のXiaomi端末です。このモデル番号は以前、IMEIデータベースにも登場しており、「Xiaomi 16」という製品名で市場に登場する見込みとされています。また、中国市場向けには「25113PN0EC」、インド市場向けには「25113PN0EI」という別の型番が用意されていることも判明しています。

EEC認証の取得により、グローバル版Xiaomi 16の登場が現実味を帯びてきましたが、実際の発表は2026年第1四半期となる見通しです。Xiaomi 16 Ultraと同時発表される可能性もあります。
Xiaomi 16の主な仕様(噂ベース)
現時点では公式なスペックは公開されていないものの、これまでのリーク情報によれば、Xiaomi 16には以下のような仕様が搭載されると予想されています。
- ディスプレイ:6.3インチのRGB OLEDパネル、2K解像度対応
- プロセッサー:Snapdragon 8 Gen 4(通称Elite 2)
- バッテリー:約7,000mAhの大容量バッテリー
- カメラ構成:背面に50MPのメインカメラ(1/1.3インチセンサー)を中心としたトリプル構成
- 50MP 超広角カメラ
- 50MP ペリスコープ望遠カメラ
- OS:Android 16ベースのHyperOS 3.0
なお、Xiaomi 16シリーズはまず2025年9月に中国で発表され、その後グローバル市場に展開される予定とされています。中国市場向けには「Xiaomi 16」「Xiaomi 16 Pro」「Xiaomi 16 Pro Mini」の3モデルが登場するとの情報がありますが、グローバル展開されるのは標準モデルの「Xiaomi 16」のみとなる可能性もあります。
今後の動向に注目
EEC認証を通過したことで、Xiaomi 16のグローバル展開が一歩前進したことは間違いありません。Snapdragon 8 Gen 4や大容量バッテリー、強力なカメラ性能など、魅力的な要素が揃っているとされるだけに、正式発表が待ち遠しいところです。今後の公式情報にも注目が集まりそうです。