Xperia 1 VIIの深刻な不具合──原因はOEM工場による組立品質の問題か

2025年6月に発売されたソニーのフラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII」において、販売停止にまで発展する深刻な不具合が報告されています。これまでに日本をはじめ、台湾や香港、さらに欧州各国でも販売が中断されており、グローバル規模で問題が拡大している状況です。

Xperia 1 VII、世界各地で販売停止へ

Xperia 1 VIIの不具合は、当初は日本国内で報告されていた再起動や突然のシャットダウンといった症状が中心でした。しかし、その後これらの問題は他地域でも確認され、台湾と香港では公式に販売停止が発表されています。欧州では明確な声明こそ出されていないものの、イギリスやドイツ、スペインなどのソニーストアにて同機種が「在庫切れ」となっており、実質的に販売が停止されていると見られます。

製造委託先の品質に問題? 組立工場変更が影響か

こうした広範囲にわたる不具合の原因について、正確な公式見解はまだ発表されていませんが、信頼性の高い情報を発信していることで知られるX(旧Twitter)の@raihanhan121氏は、原因の一端として「OEM工場での品質管理の甘さ」を指摘しています。

同氏によれば、Xperia 1 VIIの生産体制は当初タイの自社工場で行われていたものの、今年に入ってから中国の委託工場へと切り替えられ、この変更により、製品の組立品質が従来よりも劣化した可能性があり、今回の一連の不具合との関連性が疑われています。

ソニーに求められる迅速な対応と補償策

今回の問題は、単なるソフトウェアのバグとは異なり、ハードウェアレベルでの欠陥の可能性があるため、ソニーには早急な原因究明と対応策の提示が求められます。すでに影響を受けているユーザーに対しては、誠意あるサポートと何らかの補償対応が必要になるでしょう。

ハイエンド機として高価格帯で販売されているXperia 1 VIIだけに、ブランドへの信頼を損なわないためにも、ソニーの今後の対応が注目されます。

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XperiaXperia 1 VII不具合・バグ
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