Galaxy Z Flip7 FE、ついに登場間近──搭載チップは昨年モデルのExynos 2400と判明

サムスン初のFan Editionフォルダブルスマートフォン「Galaxy Z Flip7 FE」が、いよいよ今週開催される「Samsung Unpacked」で正式発表される見込みです。今回、その登場を前に「Geekbench」に同機種のベンチマークスコアが掲載され、注目の搭載チップセットやOSなどのスペックが明らかになりました。

搭載チップはExynos 2400、RAMは8GB

Geekbenchに掲載されたのは、型番「SM-F761B」となるGalaxy Z Flip7 FE。これは欧州向けのモデルとみられ、搭載されているプロセッサはサムスン製の「Exynos 2400(s5e9945)」、RAMは8GBとなっています。

これまでの噂では、上位モデルであるZ Flip7と同様にSnapdragon 8 Gen 3やExynos 2500が採用される可能性も取り沙汰されていましたが、今回の情報により、Z Flip7 FEは一世代前のフラッグシップチップであるExynos 2400を採用する形がほぼ確定しました。

Android 16 + One UI 8で登場予定

ベンチマークスコアは、シングルコアが1,940、マルチコアが6,136となっており、パフォーマンス面ではまずまずの仕上がりといえそうです。また、OSは最新の「Android 16」を搭載し、サムスン独自のUIである「One UI 8」が組み合わされる見通しです。

Z Flip6の仕様をベースにコストダウンモデルか

Galaxy Z Flip7 FEは、基本的な仕様において昨年のZ Flip6と共通する部分が多いとされています。外部ディスプレイは3.4インチ、メインディスプレイは6.8インチ、バッテリー容量は4,000mAhと、見慣れた構成です。あくまで廉価版という位置づけのため、内部チップ以外は大きな変更がない可能性もあります。

価格については、韓国での販売価格が100万ウォン(約740ドル/約645ユーロ/約545ポンド)からと噂されており、ハイエンドフォルダブルの入門機として注目を集めそうです。

今後の展開にも注目

Z Flip7 FEは、Z Flip7やZ Fold7、Galaxy Watch 8シリーズと同時に発表される予定です。Exynos 2400の採用はやや賛否が分かれそうですが、価格とのバランスを考えた戦略モデルとして受け入れられる可能性もあるでしょう。正式発表でどのような仕様と価格が明らかになるのか、今後の続報に期待が集まります。

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