Googleが8月に発売予定の新型フォルダブルスマートフォン「Pixel 10 Pro Fold」では、ヒンジの薄型化とIP68等級の防塵・防水対応が大きなトピックとなっています。3月に公開した5Kレンダー画像にも確認できたこれらの進化ポイントを改めてご紹介します。
ヒンジを薄く、折り目の改善も期待
Pixel 10 Pro Foldでは新開発のヒンジを採用し、折りたたみ時の厚みを従来モデルよりも大幅にスリム化しました。これにより手に持ったときのフィット感が向上し、本体全体も薄く仕上がります。
さらに、ヒンジが小型化されたことで、外側カバーディスプレイを6.3インチ→6.4インチへと拡大。筐体サイズはPixel 9 Pro Foldとほぼ同じながら、より広い画面領域を確保しています。
フォルダブルで初のIP68防塵・防水イクイップ
Pixelシリーズとして初めて、フォルダブル機に**IP68等級（防塵最上級＋水深1mで30分耐久）**を実現した点も注目です。これまで多くの折りたたみスマホは砂塵侵入を防ぐ“6”を備えておらず（Samsung Z Fold はIP48、OPPO Find N5はIPX8/IPX9）、Googleの対応は業界の新基準となる可能性を秘めています。
発表は8月20日、発売は8月28日
Pixel 10 Pro Foldは、Googleが8月20日に開催するPixel 10シリーズ発表イベントでお披露目され、8月28日に発売される見込みです。スリム化ヒンジとIP68対応によって、従来の折りたたみスマホでは得られなかった新たな使い勝手を提供すると期待されます。今後の正式スペック発表や予約開始情報にも注目が集まります。
