
6月初旬にドコモ版Xperia 1 VIIへ機種変更したユーザーの間で、LINEをはじめとするアプリの未読件数が数字ではなくドットのみで表示される問題が相次いで報告されています。以前にも同様の事象をお伝えしましたが、その後さらに詳細が明らかになりましたので、最新の状況をまとめます。
発生している症状と確認ポイント
- 機種変更後、LINEのアイコンに未読件数ではなく小さなドットが表示される
- 他のアプリでも同様にドット表示となり、数字での未読確認ができない
- 設定→アプリ通知→「通知ドット」はオンにしても、数値表示には戻らない
原因は「Xperiaホーム」の仕様変更?
ユーザー調査によると、この問題は標準のXperiaホーム使用時に限って発生し、他社製ランチャー(ホームアプリ)に切り替えると従来どおり数字表示に戻ることが確認されています。ドコモの遠隔サポートやSonyサポートへ問い合わせたところ、**「Xperia 1 VII以降、通知バッジはドット表示に仕様変更された」**という回答があったとのことです。
現状の回避策とユーザーの声
- 他社ランチャーの導入:Nova Launcherなどに切り替えると数字表示に復帰
- 修正パッチは未定:Sony側も現時点で対応予定はない模様
ユーザーからは「数字が見えないと未読管理が不便」「電話やメールも同様にドットのみになっており、重要度が分かりづらい」といった声が上がっています。また、「仕様変更なら事前に案内してほしかった」「キャリアサイトにも記載を求めたい」といった要望も寄せられています。
Xperia 1 VIIはその高性能ぶりが評価される一方で、日々の利用に欠かせない「通知バッジ」が見直し対象となり、ユーザーの困惑を招いています。Sonyには早期のアップデート対応、あるいは仕様変更の正式なアナウンスを強く期待したいところです。