2027年初頭の発表が見込まれるSamsungの次期フラッグシップモデル「Galaxy S27 Ultra」に関し、これまでの“ウルトラ”シリーズを象徴する内蔵Sペンが廃止される可能性が浮上しています。Galaxy S22 Ultra以降、継続的に搭載されてきたSペンが、今後はスマートフォンから姿を消すかもしれません。
Sペン搭載終了の可能性を指摘したのは著名リーカー
今回の情報を伝えたのは、中国の著名リーカーSetsuna Digital氏。これによると、SamsungはGalaxy S27 Ultraを含む今後のSシリーズでSペンの内蔵仕様をやめる方向で検討しているとのことです。これにより、Sペンを日常的に使用するユーザー層は、タブレットシリーズへの移行を促されることになるかもしれません。
また、完全に廃止するのではなく、Galaxy S21 Ultraのように外付けスタイルでの対応にとどまる可能性もあるとされています。
折りたたみモデル「Z Fold7」向け新型Sペンも開発中止か
Sペンに関連した動きは、折りたたみ型スマートフォン「Galaxy Z Fold7」にも及んでいます。これまで開発中とされていた新型Sペンの製造が中止されたとする報道があり、こちらもリーカーの情報と一致しています。
さらに、Z Fold7のベースになると噂されている「Galaxy Z Fold Special Edition」自体がSペン非対応であることから、Z Fold7もSペンに対応しない可能性が高まりつつあります。
Galaxy S UltraシリーズにとってSペンは、ノートシリーズの流れを汲む重要な機能でした。もしGalaxy S27 Ultraで内蔵Sペンが廃止されれば、シリーズのコンセプトに大きな転換が生まれることになります。Samsungが今後どのような方針をとるのか、注目が集まります。
