
iQOOは、中国で10月28日に発表する新型タブレット「iQOO Pad Pro」の情報を公開しました。ゲーム用途に特化したモデルで、Snapdragon 8 Elite Gen 5に加え、専用の冷却ファンや大型のベイパーチャンバーを搭載するのが特徴です。8.8インチのコンパクトな有機ELディスプレイを採用し、高い処理性能と持ち運びやすさを両立させる狙いです。
冷却ファンと4層構造の冷却システムを搭載
iQOO Pad Proは、本体内部にアクティブ冷却ファンを搭載します。ベイパーチャンバーと組み合わせた4層構造の冷却システムにより、ゲームなどで高い負荷が長時間続く場合でも、発熱を抑える設計です。
冷却ファンは用途に応じて3段階で回転速度を調整できます。放熱面積は合計23,253mm²で、アクティブ冷却部分には30×30×3.5mmのユニットを採用しています。

もっとも、こうした冷却機構が実際のゲームプレイでどの程度の効果を発揮するのかは、実機での検証を待つ必要があります。
Snapdragon 8 Elite Gen 5と専用ゲームチップを搭載
SoCには、Qualcommの「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を採用。さらに、iQOO独自のゲーム向けチップ「Q3」を組み合わせることで、ゲーム性能の強化を図っています。
ディスプレイは8.8インチの有機ELパネルで、リフレッシュレートは最大165Hzです。FPSゲーム向けには暗い部分の視認性を高めるフィルター機能を搭載し、暗がりに潜む敵を見つけやすくするとしています。
タッチ操作の感度にもこだわっており、高感度のタッチコントロールに加えて、高感度ジャイロセンサーも搭載します。照準操作や激しい銃撃戦での操作性向上が期待されます。
音響面では、デュアルスピーカーを採用。足音などの位置を把握しやすい、明瞭なサウンドを実現するとしています。
バッテリー容量は9,020mAh
バッテリー容量は9,020mAhです。コンパクトな8.8インチ端末ながら大容量バッテリーを備えており、長時間のゲームプレイを支える仕様となっています。ただし、実際の駆動時間はゲームの種類や画面設定などによって変わるため、現時点では具体的な連続プレイ時間は分かっていません。
競合製品としては、コンパクトなサイズと高い性能を特徴とするOPPO Pad Miniなどが挙げられます。
iQOO Pad Proは、ハイエンドSoCと高リフレッシュレート画面に加え、タブレットとしては珍しいアクティブ冷却ファンを搭載することで、ゲーム用途での差別化を狙っています。中国では10月28日に発売される予定ですが、価格や日本での展開については、現時点で明らかになっていません。

