Galaxy S24・S25でOne UI 9適用後にバッテリー異常消費の報告相次ぐ

SamsungがGalaxy S24シリーズとGalaxy S25シリーズ向けに配信を開始したOne UI 9へのアップデート後、一部のユーザーからバッテリーの異常消費が報告されています。Galaxy S24 Ultraでは、画面点灯時間がわずか3時間15分にもかかわらず、バッテリー残量が95%減少したという事例も確認されています。

Galaxy S24 Ultraで3時間15分の使用後に残量が95%減少

海外メディアのAndroid Authorityによると、Galaxy S24 UltraのユーザーがXで、One UI 9へのアップデート後にバッテリーの持ちが大幅に悪化したと報告しました。

このユーザーによると、画面点灯時間が3時間15分だったにもかかわらず、バッテリー残量が95%も減少したとのことです。SNSを頻繁に利用し、モバイルデータ通信を継続していたことは説明されていますが、それを考慮しても極端な消費量といえます。

この報告を受け、Samsungはユーザーに連絡し、近隣店舗でのサービス対応を手配したとされています。

Galaxy S25シリーズでも同様の問題が発生か

バッテリーの異常消費は、Galaxy S24シリーズだけの問題ではないようです。

Samsungのコミュニティフォーラムでは、Galaxy S25+のユーザーがOne UI 9へのアップデート後にバッテリーの消費が激しくなったと報告しています。投稿への反応を見る限り、同様の問題を経験しているユーザーはほかにもいるようです。

さらに、RedditでもGalaxy S24 Ultraのバッテリー持ちが悪化したという投稿や、Galaxy S24で待機中のバッテリー消費が増加したという報告が確認されています。Galaxy S25のユーザーからも、以前から同様の問題が指摘されていました。

こうした複数の報告を踏まえると、One UI 9へのアップデート後、一部のGalaxy端末でバッテリーの消費量が増加している可能性があります。

One UI 9の不具合なのか、原因はまだ不明

One UI 9はAndroid 17をベースとしたアップデートで、通話内容の要約を支援するCall Briefや、My FanCamなどの新機能が追加されています。

ただし、今回のバッテリー問題がOne UI 9自体の不具合によるものなのか、アップデート後のバックグラウンド処理や端末ごとの環境に起因するものなのかは、現時点では明らかになっていません。

Samsungからも、これらの報告について正式な説明や修正対応は確認されていません。アップデート直後はシステムの最適化などによって一時的にバッテリー消費が増える場合もありますが、今回の報告が示すような大幅な減少が続くのであれば、単なる一時的な現象として片付けることは難しそうです。

バッテリー消費が増えた場合の対処法

One UI 9へのアップデート後にバッテリーの持ちが明らかに悪化した場合は、まず端末を再起動し、しばらく様子を見る方法があります。

それでも改善しない場合は、設定画面からバッテリー使用量を確認し、特定のアプリが異常に電力を消費していないか調べるとよいでしょう。

初期化も対処法の一つですが、保存されているデータが消えるため、実行する場合は事前にバックアップを取る必要があります。

現時点では、すべてのGalaxy S24・S25ユーザーに問題が発生しているわけではなく、原因も特定されていません。Samsungが今後、問題を調査して修正アップデートを配信するのか、引き続き動向が注目されます。