
サムスンが最新OS「Android 16」と「One UI 8.0」のテストを進めていることが明らかになりました。対象機種は、昨年発売されたGalaxy Z Fold 5と、2022年のフラッグシップモデルであるGalaxy S22+。両機種の米国版が、ベンチマークサイト「Geekbench」にAndroid 16搭載状態で登場し、開発が順調に進んでいることが伺えます。
新旧モデルともにAndroid 16へ対応へ

これまでGalaxy S25シリーズではすでにAndroid 16のベータ版テストが進行しており、現在はベータ第2弾が配信中です。今回のリークにより、サムスンが比較的新しいZ Fold 5に加え、旧モデルであるS22シリーズにも同様のアップデートを計画していることが確認されました。
特にZ Fold 5にとっては、これが3度目のOSアップグレードとなり、長期サポートが継続されている点が注目されます。一方でS22シリーズにとっては、Android 16が最後のメジャーアップデートになる見通しです。
One UI 8.0は小規模なアップデートにとどまる見込み
すでに今年初めから提供されている**One UI 7.0(Android 15ベース)では、大幅なデザイン刷新や機能追加が行われました。しかし今回のOne UI 8.0(Android 16ベース)**については、比較的小規模な改善にとどまるとみられています。
現時点では目立った新機能は報告されておらず、主に安定性の向上やUIの微調整などが中心になると考えられています。
One UI 8.0の正式配信は8〜9月ごろか
One UI 8.0の正式リリース時期については、8月から9月ごろになるとの見方が有力です。7月には新型のGalaxy Z Fold 7およびGalaxy Z Flip 7が発表予定で、これらには初期状態でOne UI 8.0が搭載されると予想されています。
その後、Galaxy S25シリーズやGalaxy Z Fold 6/Flip 6などが順次アップデート対象となり、今回のZ Fold 5やS22シリーズへの配信はもう少し後になりそうです。
古いモデルまでしっかりとOSアップデートが提供される姿勢は、ユーザーにとって安心材料の一つ。今後の正式発表と配信スケジュールに注目です。