
OPPOが今秋発表を予定しているとされる新フラッグシップモデル「Find X9 Pro」に関して、有力な新情報が浮上しました。著名リーカーDigital Chat Station氏の報告によると、本機にはサムスン製の最新200メガピクセルセンサー「HP5」がペリスコープ(潜望鏡型)望遠カメラとして初採用される見込みです。
デュアル望遠から単眼構成へ
前モデル「Find X8 Pro」ではデュアルペリスコープカメラが搭載されていましたが、Find X9 Proでは望遠カメラが単眼構成に変更されるようです。なお、デュアル構成は2026年前半に登場予定と噂されているSnapdragon 8 Gen 4(Elite 2)を搭載した「Find X9 Ultra」に引き継がれると見られています。
今回のFind X9 Proでは、200MPのHP5センサーを採用した望遠カメラのほかに、50MPのメインカメラ、50MPの超広角カメラのトリプル構成になるとのことです。Digital Chat Station氏によると、10倍ズームまでの画質は良好と評価されているものの、デュアル構成に比べると望遠性能の限界はあるとも指摘されています。
HP5センサーとは?
今回のカメラの目玉であるサムスンのHP5センサーは、1/1.56インチのサイズと0.5μmの画素ピッチを持ち、DCG-HDR(デュアル・コンバージョン・ゲインHDR)技術に対応しています。これにより、明暗差の激しいシーンでも広いダイナミックレンジを確保できるとされています。
ディスプレイやOSにも注目
Find X9 Proのディスプレイには、6.78インチのフラット型OLEDパネルが採用される予定です。解像度は1.5K、リフレッシュレートは120Hzとされ、指紋認証には超音波式の画面内センサーが搭載される見込みです。OSにはAndroid 16をベースにしたColorOS 16が導入されると予想されています。
一方で、前面カメラの仕様やバッテリー容量、充電性能についてはまだ明らかになっていません。ただし、筐体はメタル製のミッドフレームを採用し、防塵・防水性能はIP68またはIP69等級になるとの見方が有力です。
Find X9 Proは、高性能カメラと洗練されたディスプレイを兼ね備えたOPPOの次なる主力モデルとして期待されています。今後の詳細なスペック発表に注目が集まります。