
Googleの「Google Pixel 8」シリーズで、AppleのAirDrop互換機能への対応準備が進んでいる可能性が浮上しました。一部ユーザーの端末で関連アプリの配信が確認されており、近いうちにiPhoneとのファイル共有機能が利用可能になるかもしれません。
Pixel 8シリーズに新アプリが配信
海外ユーザーの報告によると、「Quick Share Extension」と呼ばれる新アプリが、「Google Pixel 8 Pro」や「Google Pixel 8a」へ配信され始めているとのことです。
このアプリは、Android側でAirDrop互換機能を利用するために必要なコンポーネントとされています。
配信タイミングから見ると、4月または5月のシステムアップデート経由で導入された可能性が高いようです。
まだ機能自体は有効化されていない
ただし、現時点では実際にAirDrop互換機能が動作しているわけではありません。
一部ユーザーは、アプリがインストールされたにもかかわらず、iPhoneとのファイル共有が利用できないと報告しています。そのため、Google側がまだ正式な機能有効化を行っていない段階とみられています。
さらに、内部的には「mosey_server」と呼ばれる追加ファイルも必要とされているようですが、現行のPixel 8 Pro向けファームウェアにはまだ含まれていないとの指摘もあります。
Quick ShareとAirDropの相互連携が拡大中
Googleは昨年、Pixelシリーズで「Quick Share」とAppleの「AirDrop」を相互利用できる仕組みを導入すると発表していました。
この機能はまず「Google Pixel 10」シリーズで実装され、その後「Google Pixel 9」シリーズや一部Android端末へも拡大しています。
今回、Pixel 8シリーズにも関連機能の準備が確認されたことで、旧世代モデルへの展開も本格化してきた形です。
SamsungやOPPOなども対応を拡大
なお、AirDrop互換のファイル共有機能は、Pixelシリーズ以外にも広がりつつあります。
すでに「Samsung Galaxy S26」シリーズや、「OPPO Find X9 Ultra」、「vivo X300 Ultra」などでも対応が進められているとされています。
これまでAndroidとiPhone間のファイル共有は、クラウドサービスや外部アプリに頼るケースが多く、使い勝手の面で課題もありました。Quick ShareとAirDropの相互運用が広がれば、OSをまたいだデータ共有は大きく変わる可能性があります。
Pixel 8シリーズでの正式対応時期はまだ不明ですが、今回の動きから見る限り、Googleが対応準備をかなり進めているのは間違いなさそうです。


