Xperia 1 VII ― MagSafe対応ケース使用でカメラのピントが合わなくなる現象に注意喚起

Xperia 1 VIIの購入を検討している方、もしくはすでに使用中の方にとって気になるユーザー報告が価格.comのクチコミ掲示板に投稿され、話題を集めています。投稿によると、MagSafe対応のマグネット内蔵スマホケースを使用した際、カメラのオートフォーカス機能に不具合が生じる可能性があるとのことです。


望遠で顕著にピントが合わず、写真がブレブレに

最初の報告者さんは、Xperia 1 VIIで特に望遠(約3.5倍)撮影時にピントがまったく合わず、写真がひどくブレる現象に遭遇したと投稿しています。使用していたのはMagSafe対応のマグネット内蔵ケースで、これを装着している間にカメラのオートフォーカスが正常に機能しなくなったとのことです。

一方で、同じ形状でもマグネットリングが内蔵されていないケースではこうした問題は見られなかったことから、マグネットの磁力がレンズユニットに干渉している可能性が高いと推察されています。

また、広角や超広角カメラでは望遠ほど極端な影響は出なかったものの、「色味の変化」や「輪郭のボケ」など微細な異常が確認されたという報告もあり、撮影にこだわるユーザーにとっては見過ごせない問題といえるでしょう。


マグネット式アクセサリとの相性問題か?過去機種でも類似報告

続く別のユーザーさんからも、ズーム時にピントが合わない問題がMagSafe対応アクセサリを外すことで解消されたとの報告が寄せられました。加えて、Xperia 1 IVを使用していた際、カメラアプリ全体でシャッターが開かなくなるという不具合に遭遇し、修理に出した結果「望遠レンズの交換」となった過去があったとも述べています。

本人の記憶にはスマートフォンを落としたり衝撃を与えた覚えがなく、磁力によるレンズユニットの故障という可能性も否定できないのではないかという示唆も。ジンバルなどを含め、近年はマグネットを活用したスマホ周辺機器が増えていることもあり、こうしたケースとの相性には注意が必要です。


本体の不具合ではないが、設計上の注意点として認識を

現時点では、今回の現象はXperia 1 VII本体の欠陥や不具合とは言い切れないものの、カメラモジュール周辺に強い磁力が接近することで予期せぬ動作不良が起こる設計的リスクが存在する可能性は否定できません。

特に、望遠撮影を多用するユーザーや、スマートフォンをカメラ代わりに本格活用している人にとっては、マグネット入りのアクセサリ使用がカメラ性能に影響を与えるという点は見過ごせないポイントといえるでしょう。

利便性を重視してMagSafe対応ケースやマグネット式アクセサリを選ぶ際は、撮影時の挙動に注意を払い、異常を感じた場合はすぐに使用を中止する判断が必要です。今後もユーザーからの報告が増えるようであれば、メーカー側の対応や注意喚起が期待されます。

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