ソニー次世代フラッグシップ「Xperia 1 VIII」はUDCを搭載の可能性

来年春から初夏にかけての登場が予想されているソニーの次期フラッグシップモデル、仮称「Xperia 1 VIII」。その前面カメラに関する注目の情報が、中国の著名リーカーからリークされました。

画面下インカメラ搭載か?Weibo上での興味深いやりとり

今回の発端は、中国の有名情報通であるDigital Chat Station氏がWeiboに投稿した内容です。投稿自体は「2027年にはiPhoneや複数のAndroid端末で画面下カメラ(Under Display Camera:UDC)が一般化する」という予測を示したもので、ソニーやXperiaに直接言及しているわけではありません。

しかしながら、その投稿に寄せられたコメントの中に「ソニーの来年のフラッグシップもこの仕様になる」という記述があったことを、海外の一部ユーザーが発見し、注目を集めています。これが事実であれば、Xperia 1 VIIIがソニー初の画面下カメラ搭載モデルになる可能性が浮上したことになります。

ソニーがUDCを採用する理由と課題

現在、多くのスマートフォンは前面カメラにパンチホールやノッチを採用していますが、ソニーのXperiaは数少ない「ベゼル上にフロントカメラを配置する」スタイルを貫いています。これは画面全体の没入感を損なわないというデザイン哲学に基づいていると考えられています。

一方で、画面下カメラはすでに複数のメーカーが数年前から搭載しているものの、一般化には至っていません。その理由としては、カメラをディスプレイの下に配置することで画質が犠牲になりやすいことや、表示品質への影響、そしてコストの問題が挙げられます。

しかし、もしこれらの課題が解決され、ディスプレイの表示品質を保ったまま高画質のセルフィー撮影が可能になるのであれば、ソニーがUDCを採用する理由は十分にあると言えるでしょう。

新たなデザインのXperiaが生まれるか

ソニーはこれまで一貫して、機能性と映像体験の両立を追求してきました。ベゼルにこだわってきたXperiaシリーズが、ついにディスプレイ全面をフル活用するUDCへと踏み出すのか。Xperia 1 VIIIが従来のデザインから大きく進化する可能性は十分にありそうです。

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