
Nubia(努比亜科技)のゲーミングスマホブランド「RedMagic(レッドマジック)」が手がける最新モデル「RedMagic 10S Pro+」が、ベンチマークスコアで圧巻の記録を叩き出しました。正式発表を控える中、すでにAnTuTuベンチマーク上でスコア315万点超えという驚異の数値をマークし、ゲーミングスマホ市場の注目を集めています。
Snapdragon 8 Elite Leading Versionを採用
RedMagic 10S Pro+は、Qualcommの最新チップセット「Snapdragon 8 Elite Leading Version」を搭載。このチップは従来のSnapdragon 8 Elite をベースに、最大クロック4.47GHzまで引き上げられたPrimeコアを備えており、特にCPU性能が大きく向上しています。
これは、Samsungのフラッグシップ向けに用意された「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」と同じクロック構成でありながら、RedMagic 10S Pro+ではアクティブ冷却ファンを内蔵している点が大きな違いです。これにより、パフォーマンスを長時間安定して維持できることが期待されています。
AnTuTuベンチマークで315万点超え

AnTuTuが発表したベンチマークスコアによると、RedMagic 10S Pro+は総合スコア3,157,833点を記録。このスコアは、現行のAndroidスマートフォンの中でも過去最高クラスに位置づけられており、性能においては間違いなくトップレベルといえるでしょう。
圧巻のハードウェア構成も明らかに
RedMagic 10S Proシリーズは、SoCだけでなくその他のハード面でも妥協のない仕様が揃っています。バッテリーは大容量7,500mAhで、120W急速充電やバイパス充電(発熱抑制機能)に対応。また、最大24GBのLPDDR5Xメモリと1TBのUFS 4.0ストレージを搭載可能で、ストレスのないプレイ環境を実現します。
発表は5月26日、中国から順次展開か
RedMagic 10S Proシリーズは、2025年5月26日に中国で正式発表される予定です。その後、グローバル市場への展開も順次行われると見られています。
ゲーミングスマホとして極限まで性能を引き出したRedMagic 10S Pro+は、eスポーツや重めの3Dゲームを日常的に楽しむユーザーにとって、まさに“理想の一台”となりそうです。Snapdragon 8 Eliteのポテンシャルを最大限に活かすための冷却機構と電力供給体制にも注目が集まっており、ハイエンド志向のモバイルゲーマーにとって見逃せない存在となるでしょう。