
ブランド自ら公式に発表、ついに登場のカウントダウンがスタート
ロンドン発のスマートフォンブランド「Nothing」が、待望の新型フラッグシップモデル「Nothing Phone (3)」の正式発表を予告しました。ブランド公式のX(旧Twitter)アカウントにて「It’s a magic number(それは魔法の数字)」という意味深なタグラインとともに、2025年7月に発表予定であることが明かされています。

これまでにもさまざまなリークや噂が飛び交っていましたが、今回のアナウンスによって、いよいよカウントダウンが始まった形です。
新機能を示唆するティザー映像も公開
Nothingは今回の発表と同時に、Phone (3)に関するティザー映像も公開しています。映像内では詳細な仕様こそ語られていないものの、従来モデルとは一線を画す進化を予感させる内容となっており、期待が高まります。
また、インドの製品認証機関「BIS(Bureau of Indian Standards)」のデータベース上でも新たなNothing製スマートフォンが確認されており、これがPhone (3)である可能性が指摘されています。さらに、Nothingは年内にこのPhone (3)を含む計3機種のスマートフォンを投入する予定だという報道もあり、ブランドの展開が一段と活発になる見通しです。
Snapdragon 8 Gen 3搭載の本格派フラッグシップに?
現時点では公式なスペック情報は明かされていませんが、複数の海外メディアによれば、Nothing Phone (3)は2023年のハイエンドチップ「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載する見込みです。
そのほか、最大12GBのメモリと512GBのストレージ、大型6.77インチのLTPO AMOLEDディスプレイ(120Hzリフレッシュレート/ピーク輝度3000ニト)、5000mAhバッテリーに加え、50Wの急速有線充電および20Wのワイヤレス充電にも対応すると報じられています。
カメラについても強化されており、背面には50MPのトリプルカメラ、前面には32MPのセルフィーカメラが搭載されると見られています。さらに、AI機能の強化や新たに「Essential Key」と呼ばれるカスタマイズ可能なハードウェアキーの追加も噂されています。
発表に向けて情報は加速する見込み
正式な発表が近づくにつれ、Nothingは今後さらに多くのティザーや公式情報を小出しにしていくものと予想されます。ユニークなデザインとミニマルな体験で差別化を図ってきた同社だけに、今回のPhone (3)でも何らかのサプライズが用意されている可能性は高いでしょう。
ユーザーの期待が高まる中、果たして「3」という数字に込められた“魔法”とは何なのか。その全貌が明らかになるまで、もうしばらく目が離せません。