
ソニーモバイルは、あと数日で発表を控えているフラッグシップモデル「Xperia 1 VII」に注目が集まっています。しかし、その陰で、これとは別に正体不明の新型Xperiaの存在が噂され始めています。
Weiboに投稿された「赤いXperia」
発端となったのは、中国のSNS「Weibo」に投稿された一枚の画像。投稿者は「Xperia 10に似た新型モデルが存在すると言ったら信じますか?」とのメッセージとともに、赤い筐体のスマートフォン画像を公開しました。

画像からは、初代Xperia 10に似たデザインが見て取れ、特に背面カメラが横向きに並んでいる点が特徴的です。現在販売されているXperiaシリーズでは、縦配置のカメラデザインが主流となっているだけに、異彩を放つ存在といえます。
Xperia 5 VIIやXperia 10 VIIではない可能性
この端末の背面には、フラッグシップモデルに使われている「Exmor-T」ロゴが見当たりません。このため、仮にこの画像が本物だったとしても、「Xperia 5 VII」や「Xperia 10 VII」といった上位モデルではないと考えられます。
また、投稿には「#notxperia10vii」というハッシュタグも添えられており、少なくともXperia 10 VIIとは別物であることが示唆されています。
新シリーズ、あるいはACEシリーズの新モデルか?
現時点で判明している2025年のXperia新機種は、「Xperia 1 VII」と、仮称ながら存在が確認されている「Xperia 10 VII」の2機種のみです。これらに含まれない新モデルが存在するとなれば、可能性としては新シリーズの立ち上げ、あるいはエントリークラスの「Xperia ACE」シリーズの後継機──「Xperia ACE IV」の可能性が考えられます。
もし今回の横置きカメラ型Xperiaが実在するのであれば、正式発表は今年後半、おそらく秋から冬にかけてとなる可能性が高そうです。今後の続報に注目が集まります。