
サムスンの次期フォルダブルスマートフォン「Galaxy Z Fold 7」が、ベンチマークサイト「Geekbench」のデータベースに登場しました。公開された情報からは、OSに未発表の「Android 16」ベースのOne UI 8を搭載していることや、性能面の詳細が明らかになっています。
Geekbenchで高スコアを記録
今回確認されたのは、モデル番号「SM-F966U」の端末。GeekbenchのOpenCLスコアでは18143ポイントを記録しており、現行モデルからのパフォーマンス向上が期待されます。

搭載されるチップセットは、「Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy」とされており、これはGalaxy専用にクロックアップされた特別仕様のプロセッサ。最大で4.47GHzのプライマリコア2基と、3.53GHzで動作するパフォーマンスコア6基を備え、GPUにはAdreno 830が統合されています。なお、今回のテスト端末は12GBのRAMを搭載したバリエーションでした。
Android 16 × One UI 8 の新体験
OSには、Googleからまだ正式リリースされていない「Android 16」をベースとした「One UI 8」が搭載されていることも注目ポイントです。これにより、操作性やAI機能の向上など、新たな体験が期待されます。
Flipモデルやバッテリー認証情報も続々
Galaxy Z Fold 7だけでなく、クラムシェル型の「Galaxy Z Flip 7」も並行して準備が進んでいるようで、中国の3C認証やインドのBIS認証において両モデルのバッテリーや充電仕様も確認されています。
Flip 7は、25Wの有線急速充電に対応し、バッテリー容量は4300mAhになると予測されています。また、ディスプレイは6.85インチの内側スクリーンと4インチのカバーディスプレイを備え、カメラ構成はOIS対応の50MPメインカメラ、12MPの超広角カメラ、前面には10MPのセルフィーカメラを搭載すると見られています。
2025年夏にも正式発表か
両モデルの正式発表時期は、例年通りであれば2025年第3四半期(7~9月)と予想されています。Galaxy Z Fold 6の登場から1年、さらなる完成度を目指したフォルダブルデバイスが、どのような進化を遂げるのか注目が集まります。
今後も新たな情報が入り次第、随時お伝えしていきます。